あくまでも「面白アイテム」というジャンルである「ボディキャップレンズ」ですが、「E-PL7」との相性が悪いのか写りはイマイチでした。
そこでジテツウの途中で「E-M5 MarkII」で撮ってみます。
絞りF8だとすぐにISO感度が高まってしまうため、ISO感度は100で固定です。電子接点がないレンズを使う場合は、手振れ補正の設定で焦点距離を入力する必要がありますが、実焦点距離の「15mm」にしておきました。
まずは近接撮影です。E-PL7の時と同じように、レンズ側を「0.3m」にして液晶モニターを見ながらカメラを前後させて撮ると、なぜかピーキング機能を使っている割にはピントを外します。カメラを動かさずにEVFを覗いてレンズ側のフォーカスレバーで調整するとピントがしっかり合います。もしかしたら「0.3m」はあてにならないかもしれません。
中間距離撮影はいつもの構図でカシャ。これだとスマホで撮ってもほとんど変わりません。
手前に花を持ってきて堤防道路で奥行きを演出。曇りでは良いのか悪いのか分かりません。
最後に遠景を1枚。
今回もレンズ中心部はギリギリ実用範囲のようです。
「ボディキャップレンズ」は「ボディキャップにレンズをつけてみました」というオリンパスの“お遊び”品ですので、市販せずにキャンペーン景品くらいで良いのではと思います。もう一つの「ボディキャップ魚眼レンズ」はもっと遊べそうですので、そちらは市販品としての価値はありそうですが、できれば市販価格を1万円以下にしてほしいです。