2019年5月16日

初心者にお勧め「レンズ至上主義!」

機材が絡む趣味の場合、あれこれ興味を持つ人なら必ず「ちょっと試したい」という衝動が起きて、結果的に散財になるわけですが、それが経験値になります。

※本質的にあれこれ試すことそのものが趣味といえるため、機材が絡む分野だとどうしても散財します

散財を良しとしない人なら、専門家などの評価を参考に機材を買うのかもしれません。念入りに情報収集して買ったものなら、その機材が自分にとってのベストなのかどうかは別として、きっと良いものを買ったと満足するのかもしれません。

自分で実際に買って、あれこれ試してこそ分かることがありますが、そこを重要視しない人は、他人が良いと思っているものは自分にとっても良いはずということかもしれません。

デジカメ遊び第一章で大量にデジカメを買いましたが、自転車遊びの期間中はペースダウン、再びデジカメ遊び第ニ章で機材が爆増していますが、第一章と第ニ章では興味対象が違います。第一章は「デジカメの進化を楽しむ」と「撮影そのものを楽しむ」でしたが、第二章は「今の自分に必要な機材は何か」です。

デジカメ遍歴
・C-1400XL
・CAMEDIA C-100
・EXILIM(EX-S1)
・CAMEDIA C-2
・CAMEDIA E-20
・CONTAX Tvs DIGITAL
・DMC-FZ1
・FinePix S5000
・OLYMPUS E-1
・PowerShot S1 IS
・CAMEDIA C-8080
・CAMEDIA μ-30
・OLYMPUS E-300
・COOLPIX8800
・NIKON D70s
・DiMAGE X1
・EOS 30D
・DMC-TZ1
・PowerShot G7
・OLYMPUS E-510
・PowerShot S5 IS
・OLYMPUS E-3
・Panasonic DMC-TZ5
・RICOH GX200
・オリンパス・ペン E-P1
・μTOUGH-6010
・FinePix F550EXR
・FUJIFILM X10
・Panasonic DMC-LF1
・PEN Lite E-PL7
・STYLUS TG-850 Tough
・CANON PowerShot G9X
・OM-D E-M5 MarkII ブラック
・CANON EOS 6D Mark II
・LUMIX DC-TX2
・OM-D E-M5 MarkII シルバー

交換レンズも大量に買いました。単なる趣味でここまでやる人はいないかもしれませんが、ここまでやってこそ分かることがあります。第一章の時代と第ニ章の今では明らかにレンズの性能が違います。

昔から「レンズが命」であることには違いがありませんが、価格と性能のバランスが昔とは違います。第一章の時代は「価格なりの性能」だったわけですが、今のレンズは「この価格でここまで写るのか!」と驚きます。デジカメボディの性能にようやくレンズが追い付いたとうことでしょうか。

ちょっと気になる書籍を読みました。既にあれこれ試した後ですので、知っているだけでなく、体験済みの事柄が多いですが、あれこれ試す金も時間もない人にはお勧めです。


レンズ至上主義! / 赤城 耕一 (著)

第一章 レンズ入門
一、レンズを替えると写真は変わる
二、単焦点レンズとズームレンズ
三、「標準レンズ」を見直してみる
第二章 さまざまなレンズの世界
一、大口径レンズの使いこなし
二、デジタルカメラ時代のレンズの評価
三、舶来レンズと国産レンズ
四、クラシックレンズの迷宮
五、ロシアレンズの謎
第三章 レンズを探る──技術・応用
一、マウントアダプターが生み出した新しい世界
二、デザインからレンズを考える
三、時代のニーズに応え続けたコンパクトカメラとレンズ
四、レンズのボケ味を生かすには
五、レンズの収差を味方につける
第四章 カメラボディとレンズ
一、カメラの性能とレンズI
二、カメラの性能とレンズII
終章 国産カメラメーカーのブランドイメージを考える
おわりに──レンズとアクセサリー