“適材適所”というキーワードを機材購入の理由にしてしまうと見境なく機材が増えます。代用が効くものでも僅かな差に拘り、新たに買うための理由が“適材適所”という便利キーワードです。
7個目の三脚を購入したのが昨年の8月のこと
→ 7個目の三脚は軽くて頑丈な「SLIK エアリー S100」
しかしながら、「SLIK エアリー S100」を撮影現場で使ったことがありません。
スローシャッター必至の場合でも「E-M5 MarkII」には強力な手振れ補正が搭載されているため、手持ち撮影でいけます。被写界深度が浅い撮影の時こそ三脚が必要になるものですが、MFアシスト機能があるため、「ここだ!」というタイミングで連写すれば、高確率でジャスピンです。
ということで三脚の必要性が無かったわけですが、“適材適所”を理由に8個目の三脚を購入しました。
Velbon 卓上三脚 EX-323mini
実測重量は…
「SLIK エアリー S100」は748g
「Velbon EX-323mini」は392g
「記念写真を撮るためにもっと軽い三脚が欲しい」というわけではありません。軽ければ良いなら「Kenko ST-3」「SLIK S-POD SJ-32GM」「king シテムポッド3」「Velbon CUBE 8段」をもっています。
今のタイミングで新たに三脚を追加購入した理由は「小笠原諸島で星空撮影をする」です。今まで買ってきた500g以下の三脚では1kgの機材を支えることができません。そこで星空撮影に適した軽い三脚が必要になったのです。
「Velbon EX-323mini」はこのように低位置で使うことができます。耐荷重は1.5kgあるため、「E-M5 MarkII」に重いレンズを付けて撮影も可能です。
つまり、「星空撮影だけのために『SLIK エアリー S100』を持っていくのは重い」というところから始まった三脚探しのゴールが「Velbon EX-323mini」というわけです。