自転車旅などで「G9X」を使ってきましたが、「ちょっと望遠側を使いたい」と感じることが多かったため、昨年の9月になってようやく「LUMIX DC-TX2」にバトンタッチしました。
しかし、携帯性を犠牲にしても写りを求めることが多くなり、「TX2」の出番は殆どなく、「G9X」の代わりになるのか試す機会はありませんでした。
少しでも荷物を減らしたい場合は「12-100mm IS PRO」ではなく「12-40mm PRO」を使うことを想定していて、その場合は「TX2」が望遠側を担いますが、構えることなくささっと撮る場合も「TX2」の出番です。
3月と4月の自転車旅こそ「TX2」に活躍してもらう予定ですが、その前に使い勝手を改めて確認しておきます。
まずは刈谷PAの観覧車。意外にもシャープに写ります。
等倍切り出し。1型センサーのコンデジでもここまで写ります。
料理の撮影ならスマホで十分ですが、スマホだと広角側に振っている場合が多いため、どうしても歪みがでます。そこでコンデジの出番です。
料理が一通り出てくるまでに1時間以上も要していたため、完食後にすでに空腹感すらあります。
ホテルの全景。コンデジで24mm画角がいるのかは微妙ですが、いざという時には役に立ちます。ここからの撮影では28mm画角では足りません。
高級ホテルらしくいたるところに高級感の演出があります。
過去最高の美味しさを感じた料理でした。今回の団体旅行は“観光”ではなく“宿”に費用を投入しています。
「季節のデザート」がなんとスイカです。朝食も美味しくてご飯3杯いただきました。
ホテルの中庭も凝っていて散策のしがいがあります。「TX2」の絵作りはあっさり目ですが、解像感はあります。
15倍ズームゆえにボケはあまり綺麗ではありません。ボケさえ諦めたら他には欠点が見当たりません。
360mm画角あれば遠くの河津桜の花も狙えます。
こういう場合はAFだけではピントが甘いためMFを使います。「TX2」は意外にもMFが使いやすいです。
お昼ご飯。
定番のウメジロ。ちょこちょこ動き回るメジロをMFで合わせるのは困難です。こういう場合は「数打てば当たる」作戦でひたすら連写します。
等倍切り出し。遠くのメジロもここまで写ります。
最後にソフトクリームを美味しく食べてオシマイ。
「『カリッカリッの描写が欲しい』でなければTX2で十分かな」が素直な感想です。TZ1から始まった旅カメラもTX2でようやく完成したという感じでしょうか。
動きものを狙わず、ISO感度を高める必要がなく、さらにボカす必要もなければ、「LUMIX DC-TX2」は「EOS 6D MarkII + TAMRON 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD」よりも写りが良いです。「カメラはレンズが命」ということです。フルサイズ機に写りが良い高倍率ズームレンズを要求すると超巨大なレンズになってしまうため、それこそ「無いものねだり」になってしまいます。
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