2019年2月23日

なばなの里で「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm」を試す

「小笠原諸島の旅」に持っていく機材を悩む日々です。「京都」と「札幌&小樽」とは違い自転車を使うため、「とりあえず持っていこう」という機材選択ができません。

しかしながら「走り優先だからコンデジだけで良い」というわけではなく、あくまでも撮影がメインで自転車はあくまでも移動手段です。

そこで使うシーンが明確になっている機材をピックアップ。

・OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII シルバー
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
・M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
・LUMIX DC-TX2

基本が「12-40mm」、ちょっと広角が欲しいときに「9-18mm」、夜空を撮るときに「12mm F2.0」、そしてメモ撮り&ちょっと望遠が欲しいときに「DC-TX2」。

まあこれで良いかと決めたわけですが、「12-40mm」と「9-18mm」の写りの差が気になります。

このタイミングで、望遠メインだった娘が撮影の幅を広げるため「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.」を購入。

「LEICA D」が出す雰囲気が好きだったため「LEICA DG」も気になります。そこで「なばなの里」へ行く機会があったため、下記の機材を持ち込んで検証。

・OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII シルバー
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
・LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.
・LUMIX DC-TX2


f/4 1/6秒 ISO800 -0.3露出補正 18mm (LEICA DG 8-18mm)


f/4 1/5秒 ISO800 -0.3露出補正 8mm (LEICA DG 8-18mm)

日暮れ直後のマジックアワーを宿のベランダから撮影。


f/4 1/250秒 ISO200 -0.7露出補正 18mm (LEICA DG 8-18mm)

そして翌朝の朝陽を狙ってみました。


f/8 1/80秒 ISO200 -1.3露出補正 8mm (LEICA DG 8-18mm)

16mm画角が必要というシーンは少ないですが、16mm画角が使えるならそういう撮り方もできます。


f/4 1/160秒 ISO200 12mm (M.ZUIKO 12-40mm)


f/2.8 1/500秒 ISO200 -0.3露出補正 12mm (M.ZUIKO 12-40mm)

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」は優秀さは相変わらずです。マイクロフォーサーズの大三元レンズですが、買うのに躊躇う金額ではない「12-40mm F2.8 PRO」はお買い得です。「とりあえず買っておくか」で買っておいて、最後には常用レンズになる可能性大です。


f/2.8 1/250秒 ISO200 40mm (M.ZUIKO 12-40mm)


f/2.8 1/320秒 ISO200 27mm (M.ZUIKO 12-40mm)


f/2.8 1/640秒 ISO200 -0.3露出補正 26mm (M.ZUIKO 12-40mm)

インスタ映えを狙った撮影スポットがあちこちに用意されています。


f/2.8 1/640秒 ISO200 40mm (M.ZUIKO 12-40mm)

ほんと背景ボケが美しいです。


f/4 1/200秒 ISO200 8mm (LEICA DG 8-18mm)

さて「LEICA DG 8-18mm」はどうでしょうか。という心配は全くなく撮りながら「これはいける」とすぐ分かります。


f/4 1/320秒 ISO200 8mm (LEICA DG 8-18mm)


f/4 1/400秒 ISO200 -1.0露出補正 8mm (LEICA DG 8-18mm)

「これはすごいなぁ」と思わされたカットです。


等倍切り出し


f/8 1/60秒 ISO200 -1.0露出補正 18mm (LEICA DG 8-18mm)


f/8 1/80秒 ISO200 -0.3露出補正 8mm (LEICA DG 8-18mm)

あえて太陽光を入れてみましたが、全く問題ありません。


f/8 1/800秒 ISO200 -0.3露出補正 8mm (LEICA DG 8-18mm)

オリンパスブルーを強調するために超広角レンズで空を多めに入れます。


f/2.8 1/4000秒 ISO200 40mm (M.ZUIKO 12-40mm)


f/8 1/400秒 ISO200 +0.3露出補正 12mm (M.ZUIKO 12-40mm)

「M.ZUIKO 12-40mm」も逆光に強いです。


f/2.8 1/1600秒 ISO200 40mm (M.ZUIKO 12-40mm)

「M.ZUIKO 12-40mm」と「LEICA DG 8-18mm」は良いコンビです。


f/4 1/2500秒 ISO200 8mm (LEICA DG 8-18mm)

この状況でも全く問題なし。


f/4 1/80秒 ISO800 8mm (LEICA DG 8-18mm)

「LEICA DG 8-18mm」も使うのが楽しいレンズです。

「梅+メジロ」のウメジロ撮影は定番ですが今回はそれは“おまけ”ですので望遠レンズを持ってきていません。そこで“ちょっと望遠が欲しい”の時に使う「TX2」で撮影します。


f/7.1 1/320秒 ISO125 132mm(換算360mm) (TX2)

ちょこちょこ動き回るメジロをTX2で追うのは厳しいです。枝と枝の間から見えるメジロにピントを合わせることが困難です。ここならAFでも合うだろうという場所に来たタイミングでひたすら連写。


等倍切り出し

レンズが良いためか1型センサーのTX2でも十分に実用範囲です。


f/7.1 1/400秒 ISO125 132mm(換算360mm) (TX2)

“ダメ元”と割り切れるなら当たりを引いたときの喜びは大きいです。


f/7.1 1/400秒 ISO125 132mm(換算360mm) (TX2)

高倍率ズームコンデジで明るいレンズが欲しければ、巨大なコンデジになってしまうため、メインを“ちょっと”だけ補佐できるTX2はちょうど良い大きさです。