いろんなメーカーの製品を買ってユーザー登録すると、メーカーによってはユーザー向けのメールが届きます。たいていは即行で削除するものが多いのですが、今回のパナソニックからのメールに関しては違いました。
それは、新製品の案内ではありません。
「LUMIX LEICA DG LENSES BOOK」
どんなものか検索してもAmazonを含めて見つかりません。なぜならば「Panasonic Store」専売品なのです。もちろんメールを見て数分後にポチッしました。
「LEICA DG レンズ」それぞれの評価本(アピール本)というわけではなく、「LEICA DG レンズ」で撮った写真集みたいな構成です。その写真を撮ったプロカメラマンのコメントも掲載されていますが、そこは重要ではありません。
「良い感じの写真だな」と自分好みの写真で使われた機材がどれなのか。というカメラ雑誌のような雰囲気です。いちおう「ライカ」を名乗るに値する品質であることを説明しているページもありますが、“おまけ”程度です。
あくまでも「LEICA DG レンズ」に興味を持っている人向けの書籍ですので、数を捌けないことを考慮しての直販ということでしょうか。それなら流通コストを抑えることができますが、この書籍の存在そのものを知ってもらうことも難しくなります。せめてAmazonで取り扱って、「LEICA DG レンズ」を探している人に「よく一緒に購入されている商品」、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」、「この商品を見た後に買っているのは?」に表示されると親切です。
マイクロフォーサーズ用レンズの本です。
右が総合本です。真ん中が「オリンパスのレンズ」の本「オリンパス M.ZUIKO DIGITAL LENS BOOK」です。なぜ「オリンパスのレンズだけ」なのか不明です。そして左が「パナソニックのLEICA DG レンズだけ」の「LUMIX LEICA DG LENSES BOOK」です。
「M.ZUIKO DIGITAL LENS BOOK」が主にPROシリーズを取り扱っているため、その対抗でメーカー自ら「LEICA DG レンズ」の本を用意したということでしょうか。
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