超断捨離で撮影機材を大量に処分して「これからは必要最低限のものだけ所有しよう」という決めごとは、あっさりと物欲に負けました。
フォーサーズからマイクロフォーサーズへ、CANONのAPS-C機はフルサイズ機へというように、結果的には撮影機材を総入れ替えしたことになりました。
フルサイズ機用のレンズはあれこれ迷うことが多いため、分かりやすいマイクロフォーサーズのレンズを買い漁る日々ですが、ターゲットは残すところ3本です。短期間で買いすぎたこともあって、試し撮りすら追いつきません。
ところが「使う時間がないので残りの3本は来年にしよう」という決めごとも、あっさりとYahooショッピングの年末爆買いキャンペーンに負けて…
急いで買う必要がなく桜の季節に間に合えば良いかと考えていた「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」をポチッ。
マイクロフォーサーズのプレミアムシリーズの単焦点はどれもコンパクトサイズですのでPENシリーズに似合います。
しかし、マクロレンズの場合はファインダーで撮ることになるため、「E-M5 MarkII」で使います。
昨日の疲れが残っているため、いつものウォーキングコースで試し撮りします。歩くだけなら40分コースですが、撮影メインだったため所要時間は120分。
f/4 1/60秒 ISO200 露出補正+0.3 焦点距離30mm
キレッキレッの「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」は気に入っていますが、「E-M5 MarkII」で使うとギーコ、ギーコのAFが迷って最後は諦めてしまうのですが、さすがに「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」ならピタッと決まります。しかし、被写界深度が浅すぎるため、微調整は必要になります。実際のところ手持ち撮影だと被写界深度が1mm以内という撮影は非常にキツイです。
f/4 1/80秒 ISO640 露出補正+0.3 焦点距離30mm
手持ち撮影の場合は「ここだ!」というタイミングでひたすら連写します。
f/4 1/160秒 ISO640 露出補正+0.3 焦点距離30mm
このくらい離れて撮るのなら良いのですが、「最大撮影倍率 1.25倍(35mm判換算 2.5倍相当)」というスペックを活かそうとするとついつい超接近戦になってしまいます。
等倍切り出し
f/4 1/320秒 ISO200 焦点距離30mm
ようやく雫マイスターのレンズを手に入れたわけですから、来シーズンは雫撮影を堪能できそうです。
等倍切り出し
f/4 1/200秒 ISO200 露出補正+0.7 焦点距離30mm
まだ寒桜が咲いていました。前ボケがほんわりして良い感じです。来シーズンの桜撮影も堪能できそう。
f/4 1/640秒 ISO200 露出補正+1.0 焦点距離30mm
何を表現したら良いのか、マクロ撮影は難しいです。
1本1本キッチリ描写する点はさすがマクロレンズ。
f/4 1/640秒 ISO200 焦点距離30mm
「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」は中望遠レンズとしても使えましたが、「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」は開放でも「f3.5」ですので標準レンズ代わりに使うのは限定用途になります。
f/4 1/4000秒 ISO200 露出補正-0.7 焦点距離30mm
私は反射ものを撮るのが好きですが、レンズの描写力が必要になるため、マクロレンズの解像力が役に立ちます。