デジカメ遊び第一章の撮影ネタにも「イルミネーション」がありました。写真は演出ですので、当時はフィルターを駆使して撮りましたが、レタッチアプリの普及で、物理的なフィルターは必要がなくなったのかもしれません。
・トヨタスタジアムのイルミネーション2003
・デンパークのロマンチッククリスマス2003
・名古屋のイルミネーション2003
・トヨタスタジアムのイルミネーション2004
・デンパークのイルミネーション2004
・オヤジカメラG7で「豊田スタジアムのイルミネーション」を撮る
・デンパークのロマンチッククリスマス2007
・豊田スタジアムのイルミネーション2007
最終的には「スノ-クロス」と「ソフトンスペックB」の合わせ技で撮るのが一番のお気に入りでした。
デジカメ遊び第二章では、「第一章で撮れなかったもの」に取り組むことこそ意義があり、極論からすれば「財力でなんとかなる」写真ともいえます。
オリンパスの単焦点レンズ「M.ZUIKO PREMIUM シリーズ」は写りが非常に良いため、趣味レベルの遊びなら高くて重い「M.ZUIKO PRO シリーズ」の単焦点レンズは過剰品質かもしれません。
今回は下記の3本を使ってイルミネーション撮影を楽しみます。
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
・M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
・M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
f/1.8 1/40秒 ISO200 焦点距離25mm
まずは買ったばかりの「25mm F1.8」で試し撮りしますが、中途半端になりがちな「換算50mm」というのは案外難しいです。
f/1.8 1/30秒 ISO200 -0.3補正 焦点距離45mm
ちょうどフラメンコショーをやっていたため、「45mm F1.8」に付け替えて撮影。「S-AF + 顔認識」にしているため、ピント合わせに苦労がありません。これはミラーレス機のメリットです。
f/1.8 1/20秒 ISO200 +0.3補正 焦点距離45mm
この場合は「明るければ良い」というわけではないため、露出補正なし、+0.3、+0.7で撮ってみましたが、どれが良いのか悩みどころです。
f/2 1/13秒 ISO200 焦点距離12mm
メインの撮影ポイントですが、日暮れ直後だったためイマイチな雰囲気になっています。そのため、ベストポジションで撮ることができたともいえます。1時間後には激混みポイントになることは間違いありませんが、どう撮れば良いのかイメージできなかったため、ここはこれっきりです。
f/1.8 1/8秒 ISO200 +0.3補正 焦点距離45mm
ここは明るめにしてみましたが、描写が微妙に甘くなっています。強力な手振れ補正に頼りすぎて、手振れの可能性が高いです。
f/1.8 1/50秒 ISO200 +0.7補正 焦点距離45mm
「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」は背景の丸ボケが全域にわたって綺麗です。
f/1.8 1/10秒 ISO200 +0.3補正 焦点距離45mm
屋外に出てみました。実際はもう少し暗かったのですが、写真では日暮れの時間帯のように見えますね。
f/1.8 1/40秒 ISO200 焦点距離45mm
「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」の優秀さゆえの「こういうのが撮りたかった」という写真です。
f/1.8 1/20秒 ISO200 +0.7補正 焦点距離25mm
日が暮れてから続々と来園者が増えます。駐車場の問題があるため、少し早めに現地入りすることをお勧めします。
f/1.8 0.77秒 ISO200 焦点距離25mm
1秒近いスローシャッターを手持ち撮影でいける。すごいことです。これなら京都の紅葉も「E-M5 MarkII」で良かったのかもしれません。
f/1.8 1/5秒 ISO200 +0.7補正 焦点距離25mm
安城デンパークのイルミネーションは10年前に比べて大幅にグレードアップしています。
f/1.8 1/60秒 ISO200 +0.7補正 焦点距離25mm
再び背景の丸ボケを撮影。「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」は周辺にいくほどラグビーボール状になっていきますが、丸ボケがくっきり写ります。この辺りはポートレート用途の「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」との違いでしょうか。
f/1.8 1/200秒 ISO1600 -0.3補正 焦点距離25mm
走ってくる「メルヘン号」がぶれてしまうため、ここはISO感度を高めて撮影。高感度に弱いフォーサーズ機でもISO1600なら実用範囲です。
f/1.8 1/80秒 ISO200 焦点距離25mm
ボケで遊べる単焦点レンズは面白いです。