2018年9月23日

名古屋エリアの彼岸花撮影地

お彼岸の時期に咲く「彼岸花」は「どこにでもある」と思われていますが、そのどこにでもある彼岸花を撮って「絵」にしようと思うと話は別です。

愛知県内で見て良し撮って良しという場所は「半田市矢勝川」だけです。過去に何度も訪問しましたが、お彼岸の時期だけ完全に観光地になります。それだけ観光客も多いため撮影目的なら平日限定になります。

さて今年は撮影機材を一新したこともあって撮影地も新規開拓したいところですが、検索しても「半田市矢勝川」だけ行けば良いような雰囲気。あえて他の場所に行くとしても遠くに行ってガッカリでは後悔するため、ダメ元でも良いような場所を選択。

行先は名古屋の「大江川緑地」と「名城公園」です。

撮影機材
・OLYMPUS PEN E-PL7
・OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII
・ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・LUMIX G 14mm/F2.5 II ASPH.


「大江川緑地」は東西に細長く全長約1.8kmもある公園です。ぱっと見は遊歩道を囲むように造った公園のように見えます。


名鉄やJRを利用すると公園の東側から入るため最初は「えっこれだけ?」という彼岸花が出迎えてくれますが、慌てず遊歩道を歩きます。


彼岸花を探しながら歩くと何やら白い物体を発見。ゆっくりと近づくと猫でした。2匹とも警戒心が強いのかこちらを見ながら反対岸に逃げてしまいまいた。


猫が渡ったところから反対岸を見るともう一匹いました。この公園を住処にしている野良猫でしょうか。


歩き進めると遠くからでも赤いものがあることが分かります。遊歩道沿いに彼岸花が植えられていますが、特別な演出などはなく植えられているだけですが、放置ではなく手入れはされているようです。


ここでどのように撮るか。景色に特徴があるわけではないため難しいです。芸はありませんが、遊歩道ならば散歩している人を背景に置きます。


切れがあるマクロレンズを使ってみます。


背景に工夫ができないので、「大江川緑地」の彼岸花は「どこにでもある彼岸花」になってしまいます。

市バス、地下鉄に乗って「名城公園」まで移動。


名古屋城の隣にある広大な公園が「名城公園」です。休日になると何かあるわけでもないのに妙に賑わう不思議な公園です。


「名城公園」には何かしらの花が咲いているため、近場の人には花撮影の練習をするにはちょうど良いかもしれません。ただし、市外からなら何かのついでに来るなら良いのですが、わざわざ来るほどでもありません。


彼岸花を前ボケに使いたくても写真撮影を考慮して植えられているわけではないため、イメージ通りにはいきません。


絵になりそうな彼岸花が見つからないため、マクロレンズに切り替えて、しばしマクロ撮影を楽しみます。


綺麗なスイレン。しぶきが良い感じです。


微動だにしないトンボ。


この描写はコンデジでは無理。

さて、彼岸花を求めて園内を移動。


ファミリー客が一番集まっている場所です。風車を絡めてのファミリーフォトが楽しいかもしれません。


名古屋城を背景に彼岸花を撮りたくても、そのような都合が良い場所には彼岸花がありません。「石垣を背景に…」の彼岸花は自生ものなのか全然だめです。


「あっ!良い場所に咲いている」と見つけた彼岸花は「立ち入り禁止」の場所に咲いています。あの石垣に上れたらきっと良い感じに撮れるのに残念です。


「名城公園の彼岸花」は残念な結果でしたが、“被写体”はいろいろあるので、撮影の練習にはちょうど良いかもしれません。

午後の部は後日公開予定。



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  1. ピンバック: 2018年9月後半のつぶやき – 混沌日記

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