2018年9月15日

旅カメラ「LUMIX DC-TX2」の実力テスト

歩き旅に投入する前に「LUMIX DC-TX2」の初期テストだけはやっておきたいため、先週の「TAMRON 28-300mm」と同様に鞍ヶ池で試し撮りします。先週は雨予報が外れて青空が少し見えましたが、残念ながら今週は予報通り雨です。


f/3.3 1/800秒 ISO200 9mm(換算24mm)

1型センサーとはいえレンズが負けている可能性があるため、広角端でどこまで写っているのかチェックしてみると…


等倍切り出し

レンズが良いのかキッチリ写っています。一眼レフの廉価版の高倍率ズームレンズより解像しているかもしれません。


f/3.3 1/640秒 ISO200 -0.3露出補正 9mm(換算24mm)

小雨の中での撮影のため、メリハリがない写真になってしまいます。FZ1もTZ1も“あっさりめ”の描写でしたがTX2はどうなのでしょう。早く晴天日で撮ってみたいです。

高倍率ズームらしく、ぐっぐっとズームアップ。


f/6.4 1/125秒 ISO200 -0.3露出補正 132mm(換算360mm)

ここまで写るなら良いかなという雰囲気。


f/6.4 1/80秒 ISO200 132mm(換算360mm)
33%トリミング後にリサイズ

実物はもっと派手な色をしていますが、WBの問題なのかあっさりすぎます。


f/6.4 1/100秒 ISO200 132mm(換算360mm)

なぜか全くピントが合いません。MFでも合わせるのが大変な被写体でした。


f/3.3 1/800秒 ISO200 +0.7露出補正 9mm(換算24mm)

この中に馬がいます。再びぐっぐっとズームアップ。


f/6.4 1/60秒 ISO200 +0.7露出補正 132mm(換算360mm)

小雨でも馬の親子だけは屋外にいました。


f/6.4 1/80秒 ISO200 132mm(換算360mm)

フォーカスモード「ピンポイント」を使ってワオキツネザルを狙いますが、AFを合わせるとAFエリア周辺が拡大されてしまうため、シャッターを押す瞬間の構図の確認ができません。


f/6.4 1/40秒 ISO400 132mm(換算360mm)

ここではAFが使えずMFで撮りますが、手持ち撮影では非常に苦労します。国際動物年鑑で希少動物として登録されている「ミナミカナダヅル」が、なぜかペアで鞍ヶ池公園にいます。


f/3.3 1/80秒 ISO200 9mm(換算24mm)
「ズームマクロ」で雫を狙いますが、AFエリア周辺が拡大され、さらに荒れた画像が液晶モニターに表示され続けるため、撮影中はピントの確認ができません。大量に撮影しておいて、あとからまとめて確認する必要があります。


f/4.1 1/250秒 ISO200 -0.3露出補正 17mm(換算47mm)

フォーカスモード「ピンポイント」だとピントが合わないため、「1点」で撮影。静止物を三脚を使って撮る場合に「ピンポイント」が役に立つかもしれません。


f/6.4 1/160秒 ISO200 132mm(換算360mm)

テレ端だとここまでしか寄れません。つまり、ワイド端以外では寄れるわけではないため花撮影で活用できません。


等倍切り出し

「ズームマクロ」はワイド端でデジタルズームしているため画質が悪くなりますが、光学ズームならここまで写ります。


f/3.3 1/500秒 ISO200 9mm(換算24mm)

再び「ズームマクロ」で撮影。あくまでも「ちょっと撮りたい」という時に使う機能ですね。


f/5.8 1/40秒 ISO200 -0.7露出補正 57mm(換算156mm)

旅先での撮影でも換算100mm程度では望遠側が足りないことがあるため、できれば換算200mmは欲しいです。LF1よりセンサーが大きくなり望遠側が換算360mmまで伸びたTX2なら「旅行に持っていくならこれでOK」となりそうです。


f/3.3 1/125秒 ISO400 9mm(換算24mm)

雫を見るとついつい撮りたくなるため、「ちょっと撮りたい」という時に撮ることができる「ズームマクロ」は便利です。

晴天下での写りが楽しみですが、9月の週末は天気が不安定で困ったものです。



旅カメラ「LUMIX DC-TX2」の実力テスト」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2018年9月前半のつぶやき – 混沌日記

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