2018年6月13日

「LUMIX G VARIO 100-300mm」を購入

2016年1月の断捨離で撮影機材を大量に処分しましたが“いきおい”で処分しすぎたと今さら思います。「ちょっと撮りたい」時に機材が有ると無いでは大違いです。

ということで、望遠レンズの検討をしたのですが、金額を無視すれば「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」が欲しいです。

「E-1」とセットで買った「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5」の50mm側の描写の良さは今でも忘れられません。代わりに200mm側はイマイチでした。「50-200mmは使いやすい」それに尽きますが、現在の選択肢が一つしかないというは残念です。OLYMPUSの「40-150mm F2.8 PRO」に1.4テレコンを使えば「56-210mm F4.0」になりますが、「それで良いでしょ」ということでしょうか。

「ちょっと撮りたいだけならコンデジでも良いのでは」という考えもありますが、コンデジでは写りに期待できません。

ということで「何度も出番があるわけではないが無いと不便だから」で購入しても良さそうな価格帯でポチッしました。


パナソニック LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.


F値固定のズームレンズが良いのですが、このレンズは100mmでF4.0、200mmでF4.9、300mmでF5.6です。シャッター速度優先でISO感度はAUTOにしておけば、動きものを撮る時も問題ありません。


マイクロフォーサーズらしく300mmレンズでもこの大きさで済みます。ファインダーを覗くとレンズ側の手ぶれ補正が効いていることが分かります。レンズ側をオフにすると、シャッター半押しでボディ側の手ぶれ補正が効きます。


「12-100mm PRO」と並べてみると価格の差が見た目でも十分に分かるほど違います。誰が見ても「高いレンズ、安いレンズ」の区別が付きます。

「安ければ良い」というレンズは買う必要はないため、ネットで作例をチェックしました。200mm辺りまでは実用に耐えられるため、実質的には「100-200mm」で「200-300mm」は“おまけ”だと思えば良いです。もともと「50-200mm」が欲しかったわけですのでこれで十分です。


最後の一押しになったのが防塵防滴仕様であることです。この価格帯で防塵防滴というのは大バーゲンです。


大きさが分かりにくい撮り方ですが左から
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7II
LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
です。

フィルター込みの実測重量は、514g、596g、641g、799gです。

持ってみると「40-150mm F2.8 PRO」は数値以上の重さを感じますが、「150mm F2.8」でこの大きさなら十分にコンパクトです。ゆえに見た目に騙される重量となります。軽そうに見える「VARIO 100-300mm」でも実際は重いためISユニットが重量増の理由でしょうか。

「あれ?既に75-300mmがあるではないか」ですが、「75-300mm」と「40-150mm」は娘の所有物です。ちょっと撮るだけなら「75-300mm」でも良いのかもしれませんが、価格相応に「F4.8-6.7」という暗さが難点です。少し明るい「F4.0-5.6」で、さらに手ぶれ補正も付いている「100-300mm」を間違いなく選択します。といってもこれもこじつけで、自分のレンズが欲しいだけです。「100-300mm」の出番が多いようなら、その時に「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」を買えば良いので、まずはお試しみたいなものです。