5月11日の中日新聞に「小堤西池のカキツバタ」の記事が掲載されていました。小堤西池のカキツバタは国の天然記念物に指定されているため、人工的に何かしているわけではありません。それでも朽ちることなく毎年咲いてくれるのは、保存会の皆さんの雑草を取り除く作業のお陰でもあります。
今年は何故か全般的に開花が早く、カキツバタも例年より早く開花が進んでいます。新聞記事によると既に見ごろを迎えているらしいので、さっそく見に行くことにしました。※自宅から往復20kmほどです
新聞記事を見て訪問した人が多いようで、いつもより朝から賑わっています。ただ、初めて見に来た人は「天然のカキツバタ」がどういうものなのか知らないようで落胆する人が多いかもしれません。「広大な池のどこかに咲いている」わけですので、すぐ傍で密集したカキツバタを見ることができるわけではありません。
以前はフォーサーズの「50-200mm(換算100-400mm)」を使っていたため望遠側が足りない場面はあまり多くありませんでしたが、人が近づけない場所にカキツバタが咲いている小堤西池では「12-100mm(換算24-200mm)」の望遠側が足りません。
背景にカキツバタの群生がくるように配置してみました。妙にゴミが写っていると思いましたが、これはカキツバタの周りを大量の小さい虫が飛んでいたようです。キッチリ写るのもPROレンズだからでしょうか。
前ボケも素直で違和感はありません。主題のエッジに妙なにじみが出ることもありません。
E-PL7ではレンズにボディが負ける状況ですが、MFにすると10倍拡大されるため、キッチリ合わせる場合はMFで撮ればなんとかなります。何故かレンズ側の手ぶれ補正が邪魔するので、レンズ側はoffにしておきます。
今日で3回目の試写ですが、やはり「12-100mmPRO」は万能レンズです。これに「9-18mm」を足せば撮影旅行で不自由は無いかもしれません。