2012年1月8日

2012年シーズンの観光ポタ用デジカメ


自転車遊び再開に合わせて「GX200 VF Kit」を購入したのが2008年11月。レンズが良いので写りもかなり良いが、テレ側の描写が非常に甘いため、実際に使えるのは換算画角で24~50mmという広角専用のデジカメです。

2010年07月に購入した「μTOUGH-6010」は思いのほか出番が多く「GX200 VF Kit」の出番は激減。「防水」「防塵」「耐衝撃」というアウトドアで必須になる要素をカバーしてくれる「μTOUGH-6010」の出番が多いのは必然。


しかし、「μTOUGH-6010」はあくまでもロングライドの時の記録写真用のデジカメであるため、もう少し写真撮影を楽しむために「FinePix F550EXR」を購入したのが2011年6月。「GX200」のテレ側が使い物にならないのに対して、「F550EXR」は広角側が使い物にならない。広角側で歪むのは当然としても、像の流れが酷すぎます。高倍率ズーム機といえども描写が全般的に甘く解像感がイマイチ。

このままでは「GX200」「F550EXR」「μTOUGH-6010」の3台携帯する必要がありますが、「F550EXR」はメイン、「μTOUGH-6010」はバックアップという2台体制で観光ポタを楽しんできました。写りを求めるのなら「E-P1」がありますが、少しでも荷物を軽くしたいため、「E-P1」の出番は極僅かです。

「F550EXR」が「GX200」並みの写りをしてくれたら不満はないのですが、広角側を使うたびに「なんだかなぁ」と不満だらけです。

そこで新たな「観光ポタ用デジカメ」の検討を始めたのが昨年の10月頃。「OLYMPUS PEN mini E-PM1」が有力候補でしたが、小型のミラーレスとはいえ、レンズを付ければコンデジのようにはいきません。そこに登場したのが「FUJIFILM X10」です。これが発表された時には「これは良いぞ」と久しぶりにデジカメの物欲がウズウズとしたものですが、デジカメ遊びは卒業したので“すぐに予約注文”という気分にはなりませんでした。とりあえず年末までは、「F550EXR」を使い続けましたが…

ここ一週間くらいは2012年の遠征スケジュールを考えながらも、もう少しまともなコンデジが欲しいなぁと再び物欲が…

人気があるのか「FUJIFILM X10」の販売価格がなかなか下がってきません。「GX200」との置き換えなら「X10」ですが、「F550EXR」との置き換えとなるともう少し望遠側が欲しいところです。そこで「これにするか」と決めたのが「COOLPIX P7100」です。「PowerShot G12」については「G7」を使ったことがあるだけにハズレはないだろうと思うものの「G12」は既にモデル末期。

で、いつものキタムラ某店に「COOLPIX P7100」を買う気満々で出向くとなんと在庫切れ。うーん縁が無いなぁと「X10」をふと見ると、なんと競争価格とやらで55900円になっているではないか。もちろん「P7100」や「G12」の方が遙かに安い販売価格ではありますが、現時点で「X10」が55900円とは激安。これも何かの縁だろうか。

ということで購入した2012年シーズンの観光ポタ用デジカメは「FUJIFILM X10」です。

「X10」が発表された時にピピッと来ていたデジカメでしたので、これが手元に来たと言うのは運命なのかもしれません。

ちなみに使わないデジカメの所有台数が多すぎると家族からあれこれ言われるので、「GX200」と「F550EXR」は下取りに出しました。

下取り価格
GX200 VF Kit → 12500円
FinePix F550EXR → 4500円

昨年の6月に購入した「F550EXR」が4500円とは哀しくなりますが、売れ筋のデジカメの下取り価格はすぐに暴落するようです。2008年11月に購入した「GX200」が12500円ですが、もともとの価格が高いですから妥当でしょうか。