昨年は「佐布里池梅まつり撮影会」を目当てに出かけましたが、今年は梅の開花時期が早すぎて、1週間後では肝心の「梅」の撮影ができそうもありません。そこで、晴天の本日“プチツーリング”を兼ねて「佐布里池の梅」の撮影に出かけました。
撮影日: 2009年2月28日
撮影地:知多市 佐布里池
撮影機材: OLYMPUS E-3 ライカD 14-150mm マクロ50mmF2
「佐布里池梅まつり」の祭り期間中は平日でも大勢の観光客が訪れ、晴天の土日曜日には午前10時ごろには全ての駐車場が満車状態になります。
「満開の梅」ですが、やはり見頃のピークは既に過ぎています。遅咲きの品種がギリギリなんとか観賞できる程度でしょうか。
主役の「ソウリウメ」(詳細は後述)です。梅とか桜の撮影の課題は背景処理ですね。主題と背景、構図探しは難しいですが、それが楽しさでもあります。でも、背景が良い時に限って主題がイマイチという確率が非常に高い。
今日はメジロたちが元気良くピョンピョン飛び回っていました。今日は最短1.5mくらいまで接近可能でした。
撮影せずにメジロたちのしぐさを見ているだけも楽しめますよ。
この赤い梅の花はじっくり観賞したくなるほど綺麗です。
「紅千鳥(ベニチドリ)」
ウメの園芸品種。花は紅色で、弁化した雄しべがあり、花の中を千鳥が飛んでいるように見えます。
意外にもミツバチが殆ど飛んでいません。ミツバツにも梅の花のピークを過ぎていることを分かっているようですね。
薄いピンク色のソウリウメは佐布里池の主役ですからね。じっくり観賞&撮影しました。
「佐布里(ソウリウメ)」
モモにウメを接木して作ったという実ウメの園芸品種。花はうす紅色の中輪です。
愛車「ブルーノミニベロ16ロード」と梅林
自転車とセットで撮る場合はGX200を使用するのですが、試しに「OLYMPUS E-3 + マクロ50mmF2」で撮ってみました。ミニベロならこのシーンでも“絵”になりますね。GX200と比較すべきことではありませんが、やっぱり「自転車+撮影」のお出かけでも撮影機材に拘りたくなります。
今度は「梅の木で待ち合わせ」の雰囲気を演出してみました。自転車を絡めた風景写真というジャンルにハマリそうです。
菜の花も少しだけ咲いています。ここでは背景を残すためにF5.6まで絞ってみましたが、F8の方が良かったかもしれません。
絞りF4、F5.6、F8で試してF4を採用。一輪の中のどこまで被写界深度に収めるのかですが、絞りたいけど背景はボカしたいという場合のバランスが難しい。
ということで、思う存分に梅の花を観賞&撮影を堪能できました。