2008年9月6日

第5戦スーパーバイクレースin鈴鹿(予選日)

来年のF1開催に向けて鈴鹿サーキットが今オフに大改修工事に入ります。そのためスーパーバイクレースも今年は例年よりも早い9月上旬の開催となりました。

今夏は毎週末の天候が不順で今日も「雨」の可能性あり。そのため雨対策で余分な荷物が増えるため、バイクの撮影は「PowerShot S5 IS」に限定して、ピットウォークの撮影は「OLYMPUS E-3 + LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm + FL-50」です。(そして万が一の雨に備えて「ZD14-54mm」も)

今日は独りでの鈴鹿遠征ですので、いつもより遅い7時20分ごろ出発。湾岸道は順調に進みましたが、四日市JCTから四日市ICまでが事故渋滞。みえ川越ICで降りて23号線で鈴鹿へ向かい8時45分ごろに到着。まあこのくらいの時間で鈴鹿までいけるのなら23号線でも良いのですが、なかなかそうはいきません。いつも何故か四日市市内で渋滞しますので…(帰りは高速を使い所要時間は約1時間5分でした)

スーパーバイクの予選日はいつも駐車場は空いているのですが、今日は遊園地の開園時間前なのに結構埋まっていました。夏休み明けの最初の週末ですが、まだまだ夏の行楽シーズンなのかもしれませんね。早めに現地入りして日が高くなるまではバイクレースを見て、気温が高くなればプールという家族が多いのかも。

今日の撮影ポイントは“8耐の続き”ということでストレートとシケインです。これで逆バングから左回りにシケインまで辿りつくことになります。

1箇所目はシケインです。

バイクレースと4輪のレースでは“シケイン”が違います。バイクレースは観客席の目の前がシケインになっているため、シケイン飛び込みを目の前で見ることができます。


1/60秒 絞りF8 換算276mm ISO-80


1/200秒 絞りF5.6 換算432mm ISO-80
テレ端でバイクを追うのは大変です。とりあえずシャッター速度を少し上げて撮ってみます。


1/125秒 絞りF8 換算432mm ISO-80
次に絞りを上限のF8で撮影。どこまでシャッター速度が落ちるのかは天気次第です(そろそろNDフィルターを用意すべきかも)。フェンスにへばり付いての“流し撮り”は厳しいものがありますが、なんとか撮れました。

少し場所をメインスタンド方向へ10mほど移動。ここでは正面に向かってきてターインするバイクを見ることができます。


1/160秒 絞りF8 換算432mm ISO-80
たぶん決勝レースではシケイン飛び込みのバトルを目の前で見ることができるかと…


1/160秒 絞りF8 換算432mm ISO-80
シケインでの観戦は楽しいのですが、二重フェンスが邪魔です。あくまでも撮影ではなく観戦用の場所です。(フェンスの向かう側で撮ってみたいものです)

シケイン1 シケイン2

動画の配信は終了しました。

動画の配信は終了しました。

2箇所目は最終コーナーです。

ここからはシケイン、最終コーナー、そしてストレートの立ち上がりのバトルを見ることができます。


1/100秒 絞りF8 換算432mm ISO-80
4輪レースの場合はここでスリップに入れるのどうかの緊迫したシーンを見ることができますが、バイクレースの場合はどうなんでしょうか…


1/160秒 絞りF8 換算186mm ISO-80
無理してテレ端で撮ってもイマイチなため少し引いてみました。それでもバッと見、どこで撮ったのか分かりませんね。


1/200秒 絞りF8 換算114mm ISO-80
これなら「最終コーナー」だと分かりますか? ここも観戦用の場所ですね。

最終コーナー1 最終コーナー2

動画の配信は終了しました。

動画の配信は終了しました。

3箇所目はストレートです。(メインスタンドから撮影)

コースに水平を合わせて撮ってみたら建物が傾いていたため、写真を左に1.5度回転させました。ということはストレートは結構降っているみたいです。


1/250秒 絞りF8 換算120mm ISO-80
レース観戦といったら状況が良くわかるスタンドでの観戦がベストですが、写真撮影には向きません。レース観戦を楽しみたいのなら身軽なコンデジだけ持って行き、スタンドで記念写真程度の撮影がいいかも。


1/125秒 絞りF8 換算120mm ISO-80
観戦客目線で撮ってみました。メインスタンドでレースを楽しむといっても、ストレートを疾走するマシンが目の前を通りすぎるだけです。実際のところモニター画面と実況と雰囲気でレースを楽しむといった感じでしょうか。


1/160秒 絞りF8 換算120mm ISO-80
ストレートを駆け抜けるマシンを撮ってみました。でもフェンスの柱に掛かる確率が高いです。

ここで、しばし休憩。

「第5戦 スーパーバイクレースin鈴鹿」では「鈴鹿サーキット改修直前スペシャルイベント」が開催されます。



鈴鹿サーキット歴史展

4箇所目はストレート入り口です。

1/200秒 絞りF8 換算222mm ISO-80
数少ないシャッターチャンスでしたが、残念ながらフェンスの柱が…


1/200秒 絞りF8 換算108mm ISO-80
引きで撮ってみました。これを見るとフェンスの柱が掛かる確率が結構高いことが分かるかと思います。


1/250秒 絞りF8 換算222mm ISO-80
“流し”はそれなりにできましたが、柱が掛かってしまいました。


1/250秒 絞りF8 換算222mm ISO-80
ここからマシンの加速度が増すため、マシンを追うのが大変です。

メインストレート 最終コーナー立ち上がりからストレート始まり

動画の配信は終了しました。

動画の配信は終了しました。

以上が、シケインからメインストレートまでの撮影ポイントでした。今回は“あえて”撮ってみましたが、これらはあくまでも観戦ポイントであって撮影ポイントではありませんね。※後日「動画編」を掲載しますが、実は「動画」だとそれなりに楽しめます。

さて、ここからはピットウォークです。開始時間30分前に列に並びましたが、まだ20名程しか居ませんでした。ほどなく係員の指示でピットロード手前まで移動しましたが、開始時間直前になっても100名ほどしかいません。ほんと、スーパーバイクのピットウォークは平和そのものです。

鈴鹿サーキットのピットウォークの“パス”は毎回工夫が見られます。今回は「サイン色紙型カード(ネックホルダー付き)」となっていて、ライダーさんのサインをこれで貰います。(記念になりますね)


Team桜井ホンダの亀谷長純選手
決勝レース、頑張ってください。

ピットウォークの参加人数は最終的には300名ほどでしょうか。一通り撮影して、ライダーさんの記念のサインも貰ったし………。特にすることがないので、25分ほどで撤収しましたが、ピットウォークの撮影に初挑戦する人には、のんびりムードのスーパーバイクがお勧めですよ。激混みのイベントで適当に撮っても“場数をこなす”ことにはなりません。このように確実に撮れるイベントでしっかり撮る練習を重ねることが“場数をこなす”ことになり、そのうち激混みのイベントでもなんとかなるようになります。

今日は午前の部で撤収したため、鈴鹿サーキットレストラン街で「海鮮丼」を頂きました。

鈴鹿サーキットの駐車場チケット(代金1000円)は、一部のレース開催日を除けばレストラン街で1000円の金券として利用できます。(営業時間が短いためなかなか利用する機会がないのですが)

本日の撮影機材
PowerShot S5 IS
OLYMPUS E-3 + LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm + FL-50

これにて今シーズンのサーキット撮影は終了です。