「CANON EOS 50D」の発表日の翌日に「Nikon D90」を発表とは、ある面スゴイことです。よくここまでタイミングを合わせられるものですね。
「50D」と「D90」の登場で一番喜んでいるのはカメラ雑誌の担当部署かもしれません。「50D vs D90」は記事にしやすいし、読者も興味を持つから。
Nikon D90
約92万ドットの高精細液晶モニターで捉える「ライブビュー撮影」。
「イメージセンサークリーニング機能」 搭載の、ダストリダクションシステム。
デジタル一眼レフカメラで動画撮影ができる。新機能「Dムービー」。
ついに「デジタル一眼レフカメラ」で動画撮影ができるようになりましたか。オリンパスのE-330のような構造にすれば、できないことはないと思いますが、静止画用の撮像素子で動画撮影も実現とは画期的な製品だと思います。この機能を使う使わないは別として…(次期パナソニック機に搭載されそうですね)
スペック表を見る限り「D80」から随分と進化していて、必要な機能がテンコ盛り状態ですので魅力ある製品だと思います。しかし、これが“1年前”に登場していたらと良かったのにとチト残念。たぶん、1年前ではコスト的にムリだったかもしれませんし、D300との兼ね合いもあったのでしょうか。
「D70s + VR18-200mm」をまだ手元に残していたら「D90」を購入する可能性は高かったかもしれませんが、「D90」と「50D」のどちらにするかといえば、「30D」とのチェンジで「50D」にする可能性が高いです。新規購入客はどちらにしようか相当悩みそうですが、“買い替え客”ならば、「D70 or D70s」から「D90」へ、「30D」から「50D」へチェンジというのが妥当でしょうか。(「D100」ユーザは「D200 or D300」、「20D」ユーザは「40D」へ既にチェンジ済みと仮定して)