新チャレンジシリーズ「祭り遠征」の第3弾は、西尾市の矢作川米津橋付近で開催される「米津の川まつり」です。
公式サイトのスケジュールをチェックしてみたところ、フォトメイツ(?)をモデルとした撮影会もあるみたいですが、今回は“祭り”のフォトレポートを作成することを目的に出撃した方が楽しめそうな雰囲気。そこで撮影機材は「PowerShot S5IS + スピードライト220EX」と小型三脚だけの超軽装備です。代わりに暑さ対策で水筒とタオル、そして超小型の椅子。
午後4時30分~5時30分 | 米津小学校 マーチングバンド |
午後4時~8時30分 | 中日写真協会 撮影会 |
午後5時30分~6時 | 和太鼓(童子) |
午後6時30分~7時 | 手筒花火 |
午後6時45分~7時 | 開会式 |
午後7時~7時15分 | 読経・焼香 |
午後7時~8時30分 | 万灯流し |
午後7時30分~8時30分 | 打上花火 |
駐車場が少ないということと、安城市~西尾市の区間は何故か車の流れがイマイチよくないため、名鉄で行くことにしました。そのこともあって装備は必要最低限にする必要があったわけです。
午後4時スタートの撮影会に合わせて現地入り。名鉄西尾線の米津駅に午後3時20分頃に到着しましたが、降りる駅を間違えたかと思ったほど、駅周辺は全く“まつり”の雰囲気がしません。川が在りそうな方向に向かって歩いていくと何やら看板を発見。どうやらここであっているらしい。
改めてスケジュールを確認すると「撮影会 午後4時30分」となっていた。うーん、今回も公式サイトが間違ってるジャン(一宮と同じだ)。昨年度の入賞作品が展示されていたので、その写真を眺めながらイメージ作り。
ヒマだから対岸をウロウロしてみました。“祭り”らしく露天商がズラッと並んでいますが、それ以外は何もありません。
再び「撮影会」の場所に戻って待機しますが、時間を過ぎても撮影会という雰囲気がしてきません。もしかしたらドタキャンなのか? 不安そうに待機するカメラマンが数人。カメラマンが数人しかいないというのも変ですねぇ。
撮影会の開始時間がとうに過ぎ「マーチングバンド」がやってきました。時刻は既に午後5時を回っています。(先導のパトカーがジャマですよ)
可愛らしいマーチングバンド。この時間帯になるとカメラマンの人数が激増していましたが、そのカメラマンたちの年齢からするとマーチングバンドの子供たちは“孫”みたいなものですね。
トランペット隊にこのような見せ場があったとは…。場所取りをミスッて失敗。そしてストロボ焚いているつもりで調光補正なんかもしてみましたが、実はストロボの電源がいつの間にかオフになっていた。(うーん消した覚えないのに)
こちらはストロボを焚いています。ここは見た目以上に狭い場所で、カメラマンと見物人たちはギリギリまで端に寄っているため、撮影ポイントの変更は不可能でした。この手の撮影は昨年も参加していないと上手くいかないものです(一発勝負ではムリ)。
午後5時20分、主催者(?)さんのお話があり、ようやく撮影会開始です。この方の娘さんもモデルを勤めるらしい(水色の浴衣のお嬢さん?)
状況説明用に「米津の川まつり」を入れてみました。モデルさんの名前は残念ながら不明です。(たぶん紹介も無かったと思います)
次に正面に回ってカシャ。マイナーな撮影会ということでしょうか、カメラマンの人数がそれほど多くなく、自由度は高いと思いますが、今日の私は“祭り”のレポート用に撮っているため、気合が全く入っていません…
そうこうしている間に、和太鼓(童子)の演奏が始まってしまいました。こちらも撮影ポイントの下見が出来なかったため、うーん構図がイマイチ。
反対側から撮ってみました。それにしても、センターに陣取ったシニアカメラマンさんがどのような写真を撮ったのか気になりますね。私にはイメージが浮かばないです。参考のためにその写真を見てみたいものです。
その間も、撮影会は続行中です。階段を降りてくるシーンはパスしました。
でも、演技モードになっていたこのシーンは撮りました。
横顔をパチリ。もう少し左に寄って、三人の表情を撮りたいのですが、左隣にベテランカメラマンさんが居ましたのでちょっと遠慮しました。
ふと見せる表情。これはお気に入りのカットです。
この後は「万灯流し」になりますので、神妙な表情になっていますね。
隣の和太鼓(童子)の演奏は小さい子が主役(?)の演奏に変わりました。こんな小さい子なのに気合を入れて叩いていましたよ。
いつの間にか、観客がこんなに増えていました。(時間帯的に逆光直撃です)
いよいよ「万灯流し」のシーンの撮影に入るのですが…(ここからが長い)
今日の撮影会の風景です。カメラマンの人数はこれプラス10人程度です。ちょっと粘れば3ショット目線ゲットは容易かったと思います。(私はしていませんが)
この場所での“記念写真タイム”が15分もあって、「万灯流し」のシーンを撮るために待っているカメラマンはイラつきます。(私もひたすら待っていた組です)
待っている間に名鉄電車が2本通りました。背景に赤い電車を入れてみました。
さてようやく「万灯流し」ですが…
川の水が少なくて届きません~(演技にも限度があって笑うしかない?)
ロウソクに火を燈して川に流します。
モデルを務めたお嬢さんたち、お疲れ様でした。
さて「手筒花火」ですが…
観光用に花火職人さんが豪快な「手筒花火」を見せてくれるわけではなく…
地元の有志たちが順番に一本ずつ担当していました。観客に見せるためのものではなく自分たちのイベントかもしれません。距離がありすぎて撮影には不向きでした。
昼間は風が強く吹いていましたが、夕暮れと共に微風になり花火には丁度良い夜になりそうです。続々と花火見物客が増えています。
午後7時頃から読経が始まり、万灯流しに参加する人たちで長蛇の列が延々と続きました。
近くで撮ろうかと思いましたが、花火大会の場所取りの関係上動けません。諦めて遠くから雰囲気だけでも撮影。(もし近づいても報道関係優先で撮れなかったかも)
「開会式」は一般席からは見ることができず、場内放送でエライさんたちの挨拶を聞きます。そしていよいよい花火大会スタートです。
花火撮影の定石「絞りF8、シャッター速度8秒」で撮っていますが…
パラパラと揚がる間は良いのですが…
豪快にドンドンと揚がると露出オーバー気味ですね。
スポンサー企業の打上花火はとても豪華です。
写真協会の説明によると、スポンサー企業の花火を写してコンテストに出品すると、その企業が気に入れば1000円で買い取ってくれるらしい。
久しぶりに豪華な花火を見ました。
「S5IS」ですから花火大会を動画撮影してみました。というよりもS5ISを選んだ理由は、花火の動画撮影が一番の目的だったりします。
スポンサー企業の打ち上げ花火はとても豪華、近場でこのような花火が観れてちょっと得した気分です。花火1は三脚固定の定点撮影ですが、花火2は「ズーム」を使って花火撮影に挑戦。
花火1 | 花火2 |
動画配信は終了しました。 |
動画配信は終了しました。 |
「第60回米津の川まつり」
矢作川米津橋の下流、読経が流れる中で3,000個余りの万灯が川面に明かりを映しながら流れていきます。毎年8月15日に開かれる米津の川まつりは、戦没者や水難者の霊を慰めるため始まったお盆の行事。そして夜空には鮮やかに描き出される光、2,000発以上の花火が打ち上げられます。ゆらゆら揺れる川面の万灯、夜空を彩る美しい花火、幻想的でロマンチックな時間が楽しめます。
本日の撮影機材 : PowerShot S5 IS