2008年7月13日

高校野球を撮ってみる2008パート2

高校野球の地区予選の真っ最中。今週も地元の高校の応援ですが、先週とは違う場所で球場の雰囲気が分からなかったため、早めに現地入りしました。今回は「ライカD 14-150mm」である実験をすることも兼ねています。


暑い中、グランドの整備、お疲れ様です。今日は朝から蒸し暑いです。


一試合目はバックネット裏から撮影してみることにしました。今日の球場はスタンドが比較的狭くて、スタンドからの撮影は必ずネットが写りこみます。


バックネット裏から観戦は全体を見渡せるため試合を楽しむのには良いかもしれませんが、撮影にはチト不向きですね。


「E-3 + ZD50-200mm」の400mm画角だとこのような雰囲気。


打撃のチームらしく全員で打ちまくっていました。

ここからは守備側の撮影のため「E-3 + ZD50-200mm + EC-20」での撮影です。


アンダースロー投手に相手チームは翻弄気味。


ただし、完全なアンダースローではないようです。これは変化球を多用するためでしょうか。


こちらはスリークォーター投手ですが、力で投げるタイプのようです。


前回とは違うカットをなるべく撮るようにしてみました。


三本塁間でタッチアウトになるシーンが高校野球には多いですね。


本塁でのクロスブレイを期待しましたが、外野からボールが返球されません。ランナー二塁の状態で外野にボールが飛ぶと確実に得点が入っていました。


試合の雰囲気を出すために構図を考えてみました。(E-1 + ライカD 14-150mm)


「E-1 + ライカD 14-150mm」を使用した理由はある実験をするためです。この写真ではまだ分かりにくいでしょうか。


バックネット裏からの撮影に飽きてきたので、撮影場所を変えてみました。(この球場は撮影ポイントがいろいろありました)


二塁への盗塁も、こんな風にちょっと違った角度から撮ることができます。


投球フォームもバッチリ撮れますね。

引き続き二試合目です。(再びバックネット裏からの撮影)


ミットをめがけて気迫のピッチング。


ちょっと場所を変えてみたところネットの写りこみが減りました。


一塁側から撮影。球種はスライダーでしょうか。こういう時はカシオの“EXILIM PRO EX-F1”があれば何も苦労することなく撮れるのでしょうね。“F1”のようなデジカメを使うと誰でも簡単に“ウルトラスロー”撮影が可能になり、投球モーションの分析がされちゃいますねぇ。(怖い怖い)


勝ち越しのヘッドスライディング。この位置からの撮影なら選手の表情も撮れますね。


応援チームの撮影をする場合は撮影ポイント選びが大切かも。


ドンピシャのタイミングで撮れました。(今回は「EOS 30D」を使用していません)


今回のメインの撮影機材は「E-3 + ZD50-200mm + EC-20」です。800mm画角を体験してしまうと、もうそれが基本になってしまいますね。「EOS 30D + EF300mmF4L IS」ならもっと楽に撮れますが、それよりも今回は“超望遠”を選択しました。


外野側から撮るために移動しました。


800mm画角でもちょっと足りませんね。(トリミングすればいいのでしょうが)


三塁側から撮ってみましたが、完全な逆光のためハレ切りをすべきでした。

試合の終盤は再びスタンドに戻り、「E-1 + ライカD 14-150mm」で試してみたかったことをやってみました。

連続カットと比較的分かりやすい写真で…


「ライカD 14-150mm」の手振れ補正をオンにした状態で流し撮りをしても問題ありません。オリンパスの手振れ補正は強力すぎて流し撮りをキャンセルするように無理やり補正してしまいますが、パナソニックのレンズ内手振れ補正は無理やり補正することはないようです。(たぶん「補正できないから」ということだと思います)


気迫のヘッドスライディング。終盤の怒涛の攻撃シーンを運良く応援団の間近から観戦しました。一挙に5得点ゲットで勝負あり。


今日の試合は終わってみれば大差の勝利となっていますが、序盤で逆転されてからは“あと1点”がなかなか出なくてハラハラドキドキ続きでした。7回の猛攻はこのチームらしさが出ていましたね。


次の対戦チームは同タイプですので、乱打戦の可能性大かも。ただし、今日はミスが多かったため、次の試合はミスが無いように…

本日の撮影機材
・OLYMPUS E-3 + ZD50-200mm + EC-20
・OLYMPUS E-1 + LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm