桜の見頃の期間は短いため、週末の休日に晴れてくれなければ「桜撮影」を堪能することができません。会社勤めにはこの辺が辛いところですが、今日はとても気持ちが良い春日和になってくれました。
豊田市の桜のメジャースポットは「水源公園」ですが、そちらは桜鑑賞というよりは花見の宴会場となっているため撮影には不向きです。(出店などもあるためイベントとしては楽しいのですが…)
もう一箇所は「鞍ケ池」で、こちらも正午頃には観光客で溢れますが、宴会などをする人たちがいないため、のんびりと桜鑑賞ができます。公園のリニューアル時に大駐車場が新設されたため、多少出遅れても駐車スペースに余裕があります。
今日は観光客が少ないうちに撮影を開始するため午前9時前に現地入り、そこから約3時間も桜撮影を堪能しました。
鞍ケ池の詳細は公式サイトをご覧ください
→ 鞍ケ池公園 | 豊田市公園緑地協会
鞍ケ池の桜撮影スポットは数多くありますが、まずは四季の古里の景色です。
向こうに見えるのが東海環状自動車道です。
菜の花も満開です。
ミツバチはあまり飛んでいませんでした。まだミツバチの時期ではないのでしょうか?
職員さんたちが丹念に育てているポピーも綺麗に咲いています。
ポピーと鯉のぼり
魚眼を使ってタンポポと桜をフレーミング
数年前に比べると、ちょっと緑が足りませんでした。
鞍ケ池公園は東海環状自動車道のPAエリアにもなっていますので、ちょっと寄ってみるのもいいかも。
スイレンと桜
桜を主題にせず、桜を背景に持ってきて何か別の主題を狙ってみるのも楽しいです。
今日はヒヨドリが数多く飛び回っていました。
観光牧場の東側から登っていくと
観光牧場周遊道は桜が満開です。
虹のかけ橋を渡ると若草山です。
鞍ケ池公園のシンボル(?)美しの塔
魚眼レンズで撮ると肉眼では見ることができない景色になって面白いです。
魚眼レンズぽくない、こういう撮り方はどうでしょうか。
シバザクラを手前に配置して、パークトレインを撮ってみた。
ここでは随分と時間を費やしましたが、本日の一番のお気に入りショットです。
さて、E-3が苦手とするシーンです。
ZD50-200mmのテレ端を使ってこの距離の被写体を狙うとAFのピント精度が悪いです。
同じZD50-200mmでも、50mm側でこの距離ならガチピンですから困ったものです。
ツバメが止まっていますが、全くAFが合いません。
なんどやっても背景にいってしまいます。
パイプに合わせてもみてもボケています。
少し近づいて再びチャレンジ。
やっぱりツバメにはピントが合いません。
この距離ならパイプにはなんとかピントがきますが…
(トリミング)
ツバメよりも縦のパイプの方か若干後ろになるため、ピントが甘くなります。
スズメと桜。
ZD50-200mmでも、ここまでアップならばなんとかピントが合いますが、一発では決まりません。
AFの測距点は中央一点で狙うこのシーンならカチッと決まって欲しいのですが、AFが悩みまくり、そして微妙に外れています。10カットほど撮ってみましたがガチピンはゼロです。
今シーズンの桜撮影は近場の「鞍ケ池」で十分楽しめました。「鞍ケ池」の桜は以上で全てではなく、まだまだ沢山咲いていますが、全てを回りきる体力がありませんでした。弁当を持参して休憩を取りながら一日かけて回ることをお勧めします。
本日の撮影機材: OLYMPUS E-3 + ZD14-54mm + ZD50-200mm + シグマ8mm魚眼
マウントアダプタを使ってシグマの8mm魚眼を使っていますが、このレンズは逆光に強いので、便利に使えます。そのこともあってOLYMPUS製を未だに購入していません。