第三世代GT-Rの活躍が目玉となる2008スーパーGTが開幕です。
決勝日は観客数が多過ぎてとても撮影ができる雰囲気ではないため、今年も予選日のみの出撃としましたが、予選日とは到底思えないほど“ファミリー客”と“カメラマン”が大勢きていて、マシン撮影すら思うようにできない状態です。
今回の撮影は下記の3点です。
(1)午前の予選走行でGT500マシンを全車撮影
(2)ピットウォーク
(3)午後の予選走行(実際はフリー走行)を動画撮影
さて撮影機材ですが、昨年は「流し撮りで30D」、「ピットウォークでD70s」、「動画用にTZ1」、「ピットウォークの切り札でG7」の4台体制で挑みましたが、今年は“スナップ激写セット”の「OLYMPUS E-3 + ZD18-180mm + FL-50」と動画撮影用の「Powershot S5IS」の2台体制で挑みます。
あえて“流し撮り”にも「OLYMPUS E-3」を使いますが、正直言って「EOS 30D」を使えばストレスフリーで撮影を楽しめます。午前の予選アタックの時間がたったの20分しかないため、真剣の流し撮りは当初から諦め、記念写真程度に撮れたら良いと割り切っている事と、激混みのピットウォークを戦い抜くためには軽装備であることが必須条件となります。つまりは、ピットウォークの撮影のために「EOS 30D」を持っていかなかったということです。ロッカーに預けるという手もありますが、今回は時間的にそれをやる余裕すらありません。
2008スーパーGT鈴鹿 予選アタック
走行時間が短いため今回は“記念写真”と割り切って全車を撮影しますが、予選日とは思えないほどカメラマンが逆バンクに押しかけ、思うように撮影ができません。右にも左にもそして斜め前方にもカメラマンがいるため“大きく振る”ことができません。この場所すら、ようやく隙間を見つけて確保したほどの混み具合のため、場所を変えようと思っても不可能。ということでバリエーション不足&ストレスが溜まるマシン撮影でした。
撮影機材 : OLYMPUS E-3 + ZD18-180mm
マニュアル露出でシャッター速度は1/125秒、露出はF14またはF13、AFはC-AFを使用。
決勝レースの順位に合わせて掲載。
23. XANAVI NISMO GT-R
本山哲/B・トレルイエ
22. MOTUL AUTECH GT-R
M・クルム/柳田真孝
36. PETRONAS TOM’S SC430
脇阪寿一/A・ロッテラー
38. ZENT CERUMO SC430
立川祐路/R・ライアン
24. WOODONE ADVAN Clarion GT-R
J.P・デ・オリベイラ/荒聖治
35. 宝山 KRAFT SC430
P・ダンブレック/片岡龍也
18. TAKATA 童夢 NSX
道上龍/小暮卓史
17. REAL NSX
金石勝智/金石年弘
6. ENEOS SC430
伊藤大輔/B・ビルドハイム
32. EPSON NSX
L・デュバル/平中克幸
25. ECLIPSE ADVAN SC430
土屋武士/石浦宏明
39. DENSO DUNLOP SARD SC430
高木虎之介/A・クート
100. RAYBRIG NSX
井出有治/細川慎弥
1. ARTA NSX
R・ファーマン/伊沢拓也
3. YellowHat YMS TOMICA GT-R
R・クインタレッリ/横溝直輝
12. カルソニック IMPUL GT-R
松田次生/S・フィリップ
大きい写真は「スーパーGT in 鈴鹿サーキット」に掲載しました。
スーパーGTは全9戦開催されますが3月と8月は鈴鹿サーキットが舞台となるため、マシン撮影をするのなら8月のポッカ1000kmがいいかも。決勝レースは長丁場ですので、思う存分撮影が可能です。(体力・気力が持つ限り)
2008スーパーGT鈴鹿 ピットウォーク
今年のスーパーGT開幕戦は予選日なのに非常に観客数が多く、ピットウォークも激混みです。昨年のような“分離”がされていない上、ドライバーさんたちのサイン会が各チームで催されているため、ピットロードは大混乱状態でした。ファミリー向けにはキッズウォークが別途用意されているので、客層を分離してファミリー客はそちらに参加してもらいたいものです。昼間のピットウォークに小さい子供を同行させるというのはチト危険ですよ。
撮影機材 : OLYMPUS E-3 + ZD18-180mm + FL-50
以下は本日の収穫物です。素敵な笑顔をありがとうございました。
以下は本来ならばボツ写真ですが、ライブビューの使用レポート代わりに掲載しておきます。
ハイレグチームの人だかりはスゴイです。頑張って3列目まで近づき適当に撮ってみるだけ…
3列目でも被写体が少し離れていればとりあえずなんとかなりますが、フレーミングがむちゃくちゃです。(トリミングしてあります)
4列目になるともうなんともなりません。
手を前方に伸ばしてノーファインダー撮影
2列目から前列の人たちの頭の隙間から撮ればとりあえずはなんとか…
この方法を使う場合はベテランカメラマンさんが目線を貰っている時にやるといいですよ。(漁夫の利作戦?)
昨年は「G7」で試してみましたが、カメラを替えようとフレーミングがまともにできない撮影というのはイマイチです。ファインダーを覗いて撮ることは不可能だけど、ライブビューならまともに撮れるという2列目を確保するしかないです。といっても個人的には最前列で一声掛けて目線を貰ってこそピットウォーク撮影の醍醐味だと思っているので、もしピットウォークがこれ以上混雑してライブヒューが必須となるのならば、ピットウォークの撮影をする意義はないと思います。“一声掛けて目線”とは無関係なステージ撮影などにライブビューの出番があるのかも。
大きい写真は「サーキットの華たち : スーパーGT」に掲載しました。
2008スーパーGT鈴鹿 午後の予選走行
予選日の午後からは最終コーナーよりのスタンドからS5ISを使って動画撮影をしてみました。
オープニング | ランエボX |
動画の配信は終了しました。 |
動画の配信は終了しました。 |
2008スーパーGT鈴鹿 スーパーラップ
スーパーラップを楽しむのなら、臨場感が伝わってくるメインスタンドでの観戦がベストです。(撮影を諦めるしかありませんが)
ストレートを爆走するGT300マシンをS5ISで流し撮りしてみました。あくまでも観戦のついでの遊びですが、S5ISでもやってやれないことはないということです。(GT500の時はモブログしていましたので写真はありません)
S5ISの場合、シャッター速度優先で撮りたくても絞りがF8までしかないため露出オーバーになってしまいます。そこで絞り優先でF8にして、シャッター速度がどうなるかは日差し任せです。
1/80秒
1/100秒
1/125秒
メインストレートでそれなりに撮れるということは他の場所でも結構使えるかもしれません。(S5ISの流し撮りを真剣に試す時間が無いので言い切れませんが)
スーパーラップ終了後にイベント広場に行ってみました。同僚がローアングルでマシンを撮ってみたと話していたので私もやってみました。(ここでもS5ISを使用)
R32、R33、R34のGT-R第二世代が大集合です。
ここにも映画「スピード・レーサー」のマッハ号が展示されていました。
今日はとても過ごし易い春日和でした。