本日、待ちに待ったサーキット撮影がシーズンインしました。今シーズンの初出撃も鈴鹿サーキットで開催される「スーパーGT合同テスト」です。
スーパーGTは今シーズンもいろいろと話題豊富ですが、今日のところは「OLYMPUS E-3」のサーキットデビューですので、開幕戦に向けた最終調整のためのタイムアタックをしているGTマシンたちをひたすら激写あるのみです。
撮影ポイントに到着した時には既に午前の部がスタートしていたため、慌てて撮影開始。
20枚ほど撮影して、念のため再生してみると…
いかん、いかん、「IS」を解除するのを忘れていた。
ISを解除すればこの通り………まんまE-510の時と同じです。
もうそろそろ「IS」の機能を改善させて、一定方向にカメラを振っていることを感知して、それなりの手振れ補正モードに自動的に切り替えてくれませんか? オリンパスさん…
今回は「E-3」のベンチマークが目的ですから、「E-510」の時と同じ位置から撮影。レンズはZD50-200mmを使用(もちろん一脚も使用)。E-510のC-AFが結構使い物になったため、E-3のC-AFを試してみた(終始C-AFで撮影)。
まずは旋回中のマシンを撮ってみる。
「レリーズ優先」で撮影しても合焦率は結構高い。
向かってくるマシンを撮ってみる。
こちらも結構追随してくれます。
被写体の動きが大きい場合は、連写速度が多少落ちるようですが、それほど影響はないかと。
C-AFの追随能力をチェックするために試した連写カットです。
連続カット31枚のページ
C-AFのピントチェックのための撮影ですので、シャッター速度は1/250秒にしてあります。(バッファがいっぱいになってしまうため秒間3コマで撮影)
といってもヘアピン入口から出口まで連写して、全てをフレーミングして全ての流しを成功させるだけのスキルは私にはありません。
いちおう参考程度ということで…
あくまでも感覚的なものですが、マシン撮影に関してのピント精度は「EOS30D + EF300mmF4IS」と殆ど変わりません。
本日の収穫物です。(サムネイルをクリックすると大きい写真が表示されます)
E-1から大きく進化したE-3ならばこのくらいの流し撮りができます。置きピン一発勝負を強いられたE-1でしたが、E-3ならばC-AFでひたすら連写。短時間でできるだけ多くの収穫物を得たいのならば“数で勝負”ですから、その点「OLYMPUS E-3」ならそれも可能になったということで…
なぜ“数で勝負”なのかは、雰囲気を感じるような写真が欲しいからです(なるべく多く)。「芸術的な会心の一枚」を目指して撮る人もいるでしょうが、私はコンテスト狙いをしているわけではなく、芸術性を求めているわけでもなく、撮ることが好きで、楽しく撮りたい、そして撮った写真をWebに公開、そのためにもなるべく多くの収穫物が欲しい、だから“数で勝負”となるわけです。