E-3を手に入れてからはE-1の時にあった撮影意欲が何故か復活してきた。E-1とE-3の場合は「このカメラで何を撮るか」であり、D70sと30Dの場合は「これを撮るためにこのカメラを使う」である。カメラが先か被写体が先か、そんな感じ。
今シーズンは久々にイルミネーション撮影にチャレンジしてみることにした。
第一弾はデンパークのイルミネーションに決めていたが、ここは“独り”でいくと非常に虚しく寂しい思いをするため、なんとか家族で出かけたい。といっても普通に誘っても「独りで行って来て」と却下される可能性が非常に高いため、「食事」を使うことにした。デンパークから送られてきたチラシを見せながら「この『安城和牛ビーフシチュー(1800円)』ってとても美味しそうだよ~」と今週何度も言い続けようやくOKが出た。
夕方5時30分ごろ現地入りして、さっそく園内にある安城和牛の店に入店すると…
あれ? なんか普通の「焼肉屋」になっているんですけど………メニューは「焼肉屋」そのもの。
店員に「安城和牛ビーフシチュー」のことを聞くと、なんということかそれはランチメニューだそうだ。あらま。
もともと子供は「ビーフシチューよりも肉が食べたい」と言っていたので子供にとってはラッキーだったか。
あてが外れたが、美味しく焼肉をいただきました。
で、さっそく園内のイルミネーション撮影開始。めずらしく子供もイルミネーションを撮るということでレクチャしながら二人で園内をうろうろした。妻はステージショーを見たりお茶したりとのんびりしていたらしい。
ということで久々の家族揃ってのお出かけでした。
以下は本日の撮影レポートです。
イルミネーション第一弾はデンパークです。
安城産業文化公園デンパークでは12月25日まで「ロマンチックXmas」が開催され、開園時間が夜9時まで延長されていて綺麗なイルミネーションを見ることができます。
今回は「E-3」の強力な手振れ補正の実力テストも兼ねているため、三脚を使用せずに終始手持ちで撮影することにしたが…
フィルターは「スノークロス + ポートメイトA」を使用してイルミネーションの雰囲気を演出。
撮影機材: OLYMPUS E-3 + ZD14-54mm
デンパーク館前の芝生にはサンタとトナカイのオブジェが飾られていて、記念写真を撮るならここが一番良いポイントかも。
トピアリーガーデンにはトナカイ、水のステージには巨大なツリー。土日曜日はステージショーが開催されています。
水のステージの左側の池には人魚がお待ちしています。
風の丘の手前の芝生には女神(天使?)。タイミングを合わせてメルヘン号といっしょに撮影。
フィルター: スノークロス + ポートメイトA
フィルター: スノークロス + ポートメイトA
フローラルプレイスの入り口
クリスマスムードいっぱいのフローラルプレイス。ステージタイム中ならフローラルプレイスは空いています。
球体を使って定番の記念写真。
綺麗に飾りつけされた巨大なツリー。
実焦点距離54mm(108mm画角)を1/6秒で撮影
MFでも合わせるのが難しい状況でもAFが合う。
ガーデンルームは落ち着いた大人の雰囲気。
このシーンでもAFが合うとはスゴイことです。
メルヘン号もクリスマスバージョンになっています。
以上が「ロマンチックXmas」の初日の模様でした。
「E-3」自慢の「5段分の手振れ補正」といっても28mm画角を手持ちで「1秒」までOKというわけではなく、慎重に撮っても「1/5秒」程度が限度だった(当然といえば当然かもしれないが)。100mm画角を「1/10秒」で撮れたりするので、標準域から望遠側で使ってこそ「5段分の手振れ補正」の効果が見れるかもしれない。
今日は「ロマンチックXmas」の初日のいうこともあって比較的空いていたためか、大きな三脚を使用しているカメラマンたちが結構いた。しかし、来週末、再来週末には激混みになるため、三脚の使用はマナー違反以前に使用不可能である。そのような状態になれば「手振れ補正」は必須である。
一眼レフで撮っていると何故か「これで撮ってください」と一般客から撮影を頼まれてしまうのだが、渡されるカメラは殆ど“おもちゃ”みたいなコンデジである。ISO感度400、絞りF2.8でもシャッター速度が1/5秒程度にしかならない状態で、手振れ補正すらついていないコンデジでノーフラッシュ撮影はムリというもの。記念写真を撮りたいのならジャマにならない程度の小型の三脚を使用して「スローシンクロ」を使うべき。