3メーカー体制をとっているとレンズ選びも混沌として頭が痛い。もしメイン機として「D300」を購入すれば単焦点レンズで遊べるのだが、いまいち決断できないでいる。
もう少し「フォーサーズ機」に付き合ってみることにして「LEICA D SUMMILUX 25mm」を購入した。
現在の手持ちの機材で「2台体制」にするパターンはいくつもある。適切だと思って用意した「2台体制」で出かけても、まあなんというか撮影時間が長い場合に飽きてくるのである。
E-510が使い物になったことで「D70s + VR18-200mm」を持ち出さなくても、「E-1 + ZD14-54mm」と「E-510 + ZD50-200mm」のペアでなんとかなる。しかし、「E-510 + ZD18-180mm」よりも「D70s + VR18-200mm」の方が使い勝手が良いため、せっかく買った「ZD18-180mm」の使い道が微妙である。そこで「E-510 + ZD18-180mm」とのペアリングを考えた場合に何が必要なのか? それは「写りが良い標準域の単焦点」である。
ということで、“ライカもどき”の「LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.」である。
これで、「E-1 + ZD14-54mm」と「E-510 + ZD50-200mm」の2台体制で挑むときに、現地の状況によって「E-1 + LEICA D SUMMILUX 25mm」と「E-510 + ZD18-180mm」のペアに切り替えることができる。
雨の中、さっそく近場の「花遊庭」で「LEICA D SUMMILUX 25mm」を試写してきた。
撮影機材: OLYMPUS E-510 + LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.
RAWモードで撮影(OLYMPUS Master2で現像)
共通撮影データ: 実焦点距離 25mm、絞り優先AE、ESP測光、NR オフ、NF オフ、WB くもり
今日は、雨の中での撮影となり短時間使用しただけだが、やはり単焦点は良い感じである。「E-510 + LEICA D SUMMILUX 25mm」の組み合わせだと妙にAFがピント合わせに時間を要するのだが、その代わりにピント精度が非常に良い。レンズの位置づけとしてはシャカシャカ撮るようなものではないので、AFが遅くてもガチピンで写りが良ければそれでいい。