本日、「LUMIX DMC-L10」の発表があった。
この「混沌戯言」はニュース系ブログではないので製品スペックなどについてはあえて触れない。
公式サイトやデジカメWatchを参考のこと
・メーカーページ Panasonic DMC-L10K
・デジカメWatch パナソニック、顔検出AFを備えたデジタル一眼レフ「LUMIX DMC-L10」
・デジカメWatch パナソニック、手ブレ補正ズームレンズ「Vario-Elmar」2モデル
「LUMIX DMC-L10」であるが、旧来のカメラの概念から一歩進んだ「デジタル一眼レフカメラ」らしい製品に仕上がっている。「カメラ」という“しがらみ”があまり無いPanasonicだからこそできたのかもしれないが、それ故にこの製品を踏まえて登場する「OLYMPUS E-3」への期待度が高まるというもの。
「LUMIX DMC-L10」は“デジカメ”としてはとても面白く魅力的ではあるが、私としては軍艦部のロゴ「LUMIX」に購入意欲が激減する。「Leica D Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」をセットにしたレンズキットの店頭予想価格が15万円とのことだが、「LUMIX」に15万円は出せないなぁというのが素直な気持ち。開き直って「Panasonic」にして欲しいものだ。
「LUMIX DMC-L10」に「防塵防滴」「高性能AF」「豪華なファインダー」「頑丈なボディ」「連写能力アップ」を装備したものが「OLYMPUS E-3」になることを希望。「E-3」の店頭価格としては「D300」との兼ね合いで178000円になれば結構売れるような…
さて、大いに期待している「Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6」であるが、なんとピックリ価格の「17万100円」ってどうなの。初値の店頭価格は14万円程度か? 「VR18-200mm」よりも店頭価格がプラス2万円程度なら即買いして「E-1」で使ってみたかったけど、本当に14万円の価値があるものになっているのか?
私が「Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6」に拘る最大の理由とは。
「ダブル手振れ補正」
「OLYMPUS E-3」の手振れ補正が「E-510」と同等だとすると、動く被写体を撮ることができない。OLYMPUSの手振れ補正はあくまでも、動かないものをスローシャッターで撮るためのものである。
そこで、「Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6」を「OLYMPUS E-3」に装着して、動くものを撮るときは「レンズ側の手振れ補正」を使い、動かないものを撮るときは「“強力な”ボディ側の手振れ補正」を使うようにする。早い話、被写体に合わせて撮影者が「手振れ補正」を使い分ければ良いということ。たぶん、通常は「レンズ側の手振れ補正」で撮り、屋内の展示物や手持ちで夜景を撮る場合のみ「ボディ側の手振れ補正」を使うことになるハズ。