「Fポン」の撮影を全滅させられた「E-510の手振れ補正」を解除させ、同じ撮影地でGTマシンを相手に流し撮りを敢行。
「30D + EF300mmF4 IS」を使えば苦も無くできることを“あえて”「E-510 + ZD18-180mm」でやる必要は無いのかもしれないが、“デジカメ遊び”の一環として「E-510がどこまで使えるのか」をE-1後継機発売まで楽しみたいというだけのこと。
撮り慣れた撮影地&被写体を相手に「E-510」を使うことで純粋に「撮影機材の性能差」を把握することができるため、撮影地が「鈴鹿サーキットのヘアピン」で被写体を「GTマシン」とすることである種のベンチマークとなる。
まずは、E-1(E-300)と同様に置きピン(MF)で撮影。歩留まりを上げるためにシャッター速度は1/125秒。
77.クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
7.RE 雨宮 ADVAN RX-7
111.KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
9.LEYJUN DUNLOP MT900
31.DOUBLE HEAD apr MR-S
「1/125秒」でも歩留まりが悪かった。30Dを手に入れてからは手振れ補正に頼ってきたことが要因なのか?
Fポンの時に「C-AFが激遅で使い物にならない」と判断したが、もしかしたらファインダーが見辛いことと手振れ補正が悪さしていたことで勘違いしていたかもしれないため、ここからは「C-AF」を使うことにした。そして、流し撮りの雰囲気を出すために「1/60秒」で撮影。
2.プリヴェKENZOアセット・紫電
47.宝山 DUNLOP Z
11.TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
思いのほか「C-AF」はマシンを追随してくれることが判明。ただし、最初に合焦するまでが激遅なため、早めに被写体を追う必要がある。具体的には、マシンが見えてきた時点で合焦させて、そのまま撮影ポイントまで追随させる必要がある。撮りたいときにカメラを向けても間に合わない。(それでも撮影ポイントが限定されるMFの“置きピン”よりも自由度が高い)
「1/60秒」では歩留まりが悪過ぎたため、ここからは不本意ながら「1/125秒」で撮影。
35.BANDAI 00 DUNLOP SC430
24.WOODONE ADVAN Clarion Z
22.MOTUL AUTECH Z
23.XANAVI NISMO Z
25.ECLIPSE ADVAN SC430
12.カルソニック インパル Z
32.EPSON NSX
100.RAYBRIG NSX
38.ZENT CERUMO SC430
では、向かってくるマシンにピントを合わせ続けてくれるのか? ヘアピンを立ち上がってくるマシンを撮影できる場所に移動して試してみた。
3.YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
13.エンドレスアドバン洗剤革命 Z
19.ウェッズスポーツセリカ
17.REAL NSX
1.宝山 TOM’S SC430
39.デンソー サード SC430
5.クムホ プロμ マッハ号 320R
8.ARTA NSX
18.TAKATA 童夢 NSX
70.ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS
67.triple a ガイヤルド RG-3
予想外に、高確率でマシンを追随してくれる。
予選アタック中の「MOTUL AUTECH Z」の連続カット。
シャッター速度 1/125秒 絞り f13 実焦点距離 180mm WB 晴天 ISO感度 100 手振れ補正 オフ
ということで「第二章フォーサーズ機」の「C-AF」はE-1やE-300よりも使い物になるようだ。
ただし、「E-510 + ZD18-180mm」のような軽装備の撮影機材は手持ち撮影が適しているため、低速旋回をするマシンの“流し撮り”は相当辛いものがある。「E-510」で“流し撮り”をするのならば「ZD50-200mm」を使い、一脚を使うべき。