今年も「大相撲名古屋場所」の撮影に挑戦。今年は親孝行も兼ねて平日に休みを取って出撃した。
一昨年は初挑戦かつ撮影機材がE-1ということで「撮ること」に真剣になり、相撲を楽しむ余裕すらなく終わってしまった。
昨年度は30Dを使用したことで多少は「撮ること」よりも「被写体&シャッターチャンス」に集中することができたが、「70-300mmIS」の描写の甘さにガックシ。
今年は動きモノに強い「EOS 30D + EF300mmF4 IS」で挑むことにしたが、結論としては…
「EOS 30D + EF300mmF4 IS」ならば撮ることに余裕を持てるため、相撲を楽しみながらもシャッターチャンスを確実に捉えることができ、「EF300mmF4 IS」は十分に満足がいく写りをしてくれた。
ということで3年目にしてようやく「相撲撮影」そのものを堪能できたというわけです。
今回はRAWモードで撮ったため「ひたすら連写」はいっさいしていません。立会いで1、2枚撮り、技が決まる瞬間に2、3枚撮るという省エネ撮影です。
撮影データ
AFは「AI FOCUS」を使用。四方八方に動き回る被写体なら「AI SERVO」が定番かもしれないが、「EOS 30D」の場合は「AI FOCUS」の方がいい。(1D系なら「AI SERVO」でしょうね)
マニュアル露出で絞りf4、シャッター速度は1/400秒
WBのばらつきを防ぐためWBは“晴天”
ISO感度は1600
PhotoshopElements5.0でRAW現像をする段階で、WBはカスタム「色温度3000」、露出・コントラストなどの補正は「自動」を選択。
今回は全ての取り組みを掲載します。(トリミングなし)
地元の琴光喜への声援は大きい。
新横綱「白鵬」
横綱「朝青龍」の貫禄
琴光喜の登場に場内が沸く。
ガシッと受け止め…
力強く押し切る。拍手喝采
人気者「琴欧州」
こちらも人気者「高見盛」
名物『ロボコップ』に場内笑いで溢れる
立会いは互角かと思われたが…
いっきに押し出され…
情けない顔の「高見盛」
肩を落として引き上げる。「高見盛」に対する声援は最後まで大きかった。
「魁皇」登場。昨年より声援が少なかったのは残念。
まだまだ現役。経験豊富ゆえの上手さ。
「朝青龍」は不戦勝です。
今場所の主役登場。
睨みを利かせる横綱。(怖いぞ)
横綱らしくガシッと受け止め
危なげなく今日も白星
相撲を楽しみながら撮影ができるCANONのデジタル一眼はほんと良いカメラだと思う。スポーツ系の撮影ならCANONのデジタル一眼を使っておけばつまらない苦労を背負い込むこともないでしょう。