Eシリーズを使っていると「ゴミ問題」に悩まされることがないのだが、他のメーカーの製品だとそうはいかない。
レンズ交換をしていない「EOS 30D」だが、なんと“初撮り”の時からゴミが写っていて唖然としたものだ。これは初期に発生する「メカニカルダスト」なのだろうか。それにしてもゴミの量が多すぎです。
「D70s」も多少はゴミが付いているみたいだが、それが増えるということはない。
しかし、「EOS 30D」は日に日にゴミが増えていく。まさに、なんじゃこりゃ~です。
巨大なゴミが写っていたのでブロアーで吹き飛ばしてみるも、これをやることで小さいゴミが余計に付く。ほんと困ったもんだ。
サーキットで流し撮りをする時、かなり絞る必要があるため、ゴミが写りこむこと間違いない。(すでに「2&4」の時に写っていた)
このまま「スーパー耐久」の撮影に挑むのは辛すぎ。
同僚にクリーニングの事を聞いたところ「それほど難しいことでは無い」とのこと。
ならば私もということで…
ニコンクリーニングキットプロ 8,190円(税込)
5月8日の夜に注文して、10日の夕方に到着。早!
ではさっそくクリーニングをしゃうぞと添付されている説明用CDをセット。
ふむふむ、なんだ簡単そうじゃん。
とクリーニングのスタンバイOK。
さてと…
あれ?
無水エタノールが別売りだった…
翌日、薬局へ買いに行くが「取り寄せ」になった。
で、本日入手できたため、さっそくクリーニングしてみた。
まずは、フィルター相手に4、5回練習するが、気が短い私は、すぐに本チャン作業に突入。ものすごく繊細なものをお掃除しているのだろうが、なんだか作業自体はフキフキするだけの簡単なもの。
これで本当にいいのだろうか。
試し撮りしてPCでチェックしたところ、小さいゴミは綺麗に取れていたが、巨大なゴミが付いている。ブロアーで吹き飛ばしてみたら大きいのは取れたが、小さいのが付いた。うーんイタチごっこだ。
追記.
同僚に「狭くて隅っこが綺麗にならない」と聞いてみたところ、「30Dは20Dより狭いらしい」とのこと。
なるほど、だから最後の“逃げ場”がなくて向かって左下のゴミが取れないわけだ。
この「ニコンクリーニングキットプロ」に添付されている解説CDには、NIKONの製品をクリーニングする前提での解説が収録されているので、他社の製品に使用する場合は解説通りにはクリーニングできない可能性もあるということです(いちおう)。