世界初「ライブビュー一眼」オリンパス E-330 誕生。
◆ライブビューが、デジタル一眼レフの撮影スタイルを自由にする!
ライブビューデジタル一眼レフカメラ E-330の特徴
・世界初「フルタイムライブビュー」
液晶画面でフレーミングしながらの撮影が可能に。
コンパクトデジカメで撮影するスタイルでフレーミングができます。
マクロ撮影時や水中撮影でも高精度なフォーカシング・フレーミングを
楽しめます。・上に90度、下に45度の可動式液晶モニター
ハイ、ローアングルなど、今まで難しかったアングルも思いのままに。・新開発750万画素LiveMOSセンサー
フルフレーム型CCDの階調性豊かな写真画質を維持しながら、
低消費電力で稼動する新画像センサーを開発しました。その他、プロが認めた「ダストリダクションシステム」など、
ライブビュー一眼レフカメラ E-330の詳細はこちらでご確認ください。
http://olympus-esystem.jp/products/e330/
現在の技術では実現不可能と言われていたもの
「レンズ交換式デジタル一眼レフでフルタイムライブビュー」
デジタルカメラの最終進化系のような製品をCANONではなくOLYMPUSが発売する。
CANONの独走を許すデジタル一眼レフ市場において、E-330は起死回生となる製品となりうるのか。
実現不可能と言われていた根拠が、巨大なイメージセンサでライブビューをやってしまったら、あっという間にバッテリー切れ、そして熱ノイズ発生などデメリットが多すぎて実用的ではなかったからだそうだ。
だったら「イメージセンサを作れば良いじゃん」というのがE-330に搭載されている「LiveMOSセンサー」というやつですね。
直球勝負でガンガンいくCANONに対して、ひたすら変化球で勝負のOLYMPUSという感じがします。
OLYMPUSの姿勢(チャレンジ精神)を見ていると、ミノルタの撤退理由のひとつ「自前のCCDが無い」というのは単なる言い訳に聞こえます。
さて「E-330」ですが、このデザインを見ると「E-300は実験台だったか!」と思えます。
デザイン面に賛否両論いろいろあるがE-300を出して、このデザインに慣れさせておいて、満を持してこのデザインだからこそできる「ライブビュー一眼」のE-330を登場させる。
それともE-300の開発段階で「LiveMOSセンサー」が間に合わなかっただけなのか。
「サイドスイングミラー&ポロミラー式光学ファインダー」を使って大回りしながらファインダーに到達仕組みにすることで小型CCDを組み込むこともできたわけだ。
えっと待てよ、「LiveMOSセンサー」が無くても「フルタイムライブビュー用CCD」があれば、機能は半減するが目玉の「ライブビュー」が可能になるわけでしょ。ということはE-300の開発段階では「レンズ交換式デジタル一眼レフでフルタイムライブビュー」というのを開発側が必要と思っていなかったのか?
E-20でできてE-1でできなくなった事が「ライブビュー」だったのに~。
………
E-1とE-300の関係は二刀流撮影のメインとサブであるが、「D70s+VR18-200mm」を投入したことでE-300の活躍の場が無い状態である。
E-1、E-300、D70sの中から2台持っていくとしたらE-1とD70s。
E-300でできることはE-1でもできる。スーパーサブのD70sは外せない。必然的にE-300の出番なし。
もしE-300からE-330へチェンジしたら、E-1でできないことがE-330でできるようになる。
なんだかんだといっても「できること」が多いほうが良い。
「D70s+VR18-200mm」の投入で出番が減った「COOLPIX8800」であるが、それでも「ライブビュー」という切り札が残っていた。
E-330を投入すれば確実にCOOLPIX8800の出番は無くなる。
COOLPIX8800には、動画モードの応用の「静止画30枚/秒」という遊びはあるが、画質が悪すぎて二度と使うことはない(ハズ)。
ということは…
E-300とCOOLPIX8800を下取りに出してE-330を手に入れるというのが“正しい物欲道”かもしれない。