発売日に手に入れたものの、撮影していなかった「VR18-200mm」の試し撮りをようやく実施。岩津天神でプチ撮りと、いつもの「青空と犬」と「デンパークで花撮影」です。まだ“検証”のレベルまでには至っていませんが、第一印象としての感想は…
ものスゴク良い!!
進化したVRの効果は絶大で、屋内の花をテレ端で手持ち撮影ができます(三脚いらず)。シャープ感があり、コントラストも高め、撮影後のレタッチなど必要ありません(掲載した写真はリサイズのみです)。テレ側はもちろんのことワイド側でもピントがガシッと合うため、ピントの山が掴めないD70sのファインダーですがAFを信じて撮れます。
もちろん欠点もあります。
写真の掲載はしませんでしたが、ピントチェックのためにワイド端の絞り開放で撮ってみたところ、周辺光量落ちがかなり目立ちました。私の場合は、屋外撮影でのワイド端絞り開放というケースは殆ど無いため問題ありません。(気にする人もいるでしょうが)
もう一つの欠点は最短撮影距離が50cmであること。「寄ってワイド端で撮る」という私の撮り方ができません。撮り方に拘る場合は「E-1」の出番となりますので、「D70s」に関しては気軽にスナップという使い方が似合います。
アレもコレも何でもこなすレンズとはいえませんが、「VR18-200mm」は「VR24-120mm」よりも広範囲でのステージで活躍してくれそうです。理想のスナップ専科までもう一歩だったD70sですが、VR18-200mmの登場により、ついに『理想のスナップ専科』が完成。これでようやくCOOLPIX8800の出番がなくなるかも。
撮影日:2006年1月8日、9日