2005年11月6日

2005スーパーGT 鈴鹿

2005スーパーGT 鈴鹿「COOLPIX8800」で流し撮り

キッチリした流し撮りをするのなら光学ファインダーは必須。EVF機の上位機種といえどもEVFが光学ファインダーに敵うわけがありません。スポーツ撮影のためにカメラから「光学ファインダー」が絶滅することはありません。

ということでEVF機でどうやれば“キッチリ流し撮り”ができるのか考えてみたところ、「光学ファインダー」を外付けすればいいのではと結論付けた。これはGR-Dの外付けファンダーが“キッチリ撮るため”の拘りアイテムであるのと同様。

ライフル銃につけるようなスコープをつけようかと考えてみたが、いかにも大げさすぎ。もっと簡易的なものを探してみたら「スカイサーファー」なるアイテムが良さそうであるところまで辿り着いたが、遊びでちょっとやってみたいだけのために購入するのもムダ。100円ショップの「おもちゃの双眼鏡」を解体するのが一番安いかなぁ。

といろいろ考えていたら、随分前に鈴鹿サーキットオリジナル8倍単眼鏡を手に入れていたことを思い出した。「8倍」の基準が何なのか良く分からないがさっそく装着してみたところ、「なんとかなりそう」という手ごたえあり。

秘密兵器

撮影場所は「第一コーナー」、シャッター速度は1/60秒。

2005スーパーGT 鈴鹿「COOLPIX8800」で流し撮り1

2005スーパーGT 鈴鹿「COOLPIX8800」で流し撮り2

2005スーパーGT 鈴鹿「COOLPIX8800」で流し撮り3

2005スーパーGT 鈴鹿「COOLPIX8800」で流し撮り4

2005スーパーGT 鈴鹿「COOLPIX8800」で流し撮り5

2005スーパーGT 鈴鹿「COOLPIX8800」で流し撮り6

単眼鏡を使った外付け光学ファインダーの効果は絶大です。

光軸を完璧に合わせることはできないため「置きピン」をする必要がありますが、被写界深度が深いため問題になりません。

8倍単眼鏡を使うとEVFで見える範囲より狭いため、流しのブレの中心点を決めやすい。つまり“流しやすい”ということです。

そして連写中のブラックアウトが無関係になり、完全に被写体を追えます。それどころか「一眼レフのミラーアップ」がないため一眼で撮るよりも簡単です。(素通しですから当たり前ですが)

課題その1は見事クリアといったところでしょうか。


予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿「DiMAGE X1」初撮り編

さて、本題の「DiMAGE X1初撮り」ですが、「手振れ補正」が付いているから、安心して撮れるぞと楽観視していたら、なんだか変です(帰宅して写真をチェックして気がついたが)。

「手振れ補正」が付いているのに、テレ側にズームするにつれてISO感度がリニアに上がってしまう。屋外で十分に光量があるのに勝手にISO感度が上げられてしまい、結果としてノイズが多い写真になってしまっている。それとコンパクトタイプのデジカメで縦位置撮りすると手振れしやすいのだが、なぜか「DiMAGE X1」の「手振れ補正機能」があまり有効になっていない。AFが合焦すると同時に「手振れ補正機能」が働くと思うのだが、なんだかAF合焦後に暫くしてからゆっくりと「手振れ補正機能」が働くような感覚。これが正常なのでしょうか?

予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿1

予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿2

予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿3

予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿4

予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿5

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予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿7

予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿8

予選日なのに激混み2005スーパーGT鈴鹿9

二つ目の課題である「身軽なコンパクトデジカメの有利性を発揮させて大勢撮る」というのは未達成といえよう。激混み状態ではコンパクトデジカメの有利性も関係ない。

今回は「撮れたら良い」と割り切って挑んだが、キッチリ撮ることが習慣になってしまっているため、「適当に撮って終わり」というのはどうにもストレスが溜まります。よって“頑張って”なんとか最前列に突き進んでもイザ撮る段階でコンパクトデジカメのデメリットが露呈。ますますストレスが溜まります。あくまでもデジ一眼のバックアップと考えるべき。(「記念写真」として撮る人には最適なアイテムでしょうが)


2005スーパーGT鈴鹿「雨の決勝日ピットウォーク」

今シーズンのスーパーGTもついに最終戦。昨日の予選アタックは非常に盛り上がり最終戦ムードがいっきに高まるが…。

週間天気予報は当てにならないもので、「雨」予報だった予選日がドピカン晴れ、そして「晴れ」予報だった決勝日が大雨である。

撮影機材をどうしようか出発ギリギリまで悩んで、ピットウォーク用に「E-1 + ZD14-54 + 外部ストロボ」、そして開催期限が今日までになっている特別展示「Challenge to The Top日本のグランプリ史」を撮るために「DiMAGE X1」を持っていくことにした。

昨日の反省から今日は現地入りした直後にピットウォーク入場の列に即行で並び、ひたすらその時を待つ。しかし、もう朝から雨がジャジャ降り状態で悲惨なピットウォークになりそうな予感。傘をさしての撮影などできないため「簡易カッパ」を着込んで挑むことになった。

約1時間10分、雨の中で待つのは辛かったが、ようやくピットウォーク開始。雨が降っていればE-1の独壇場のハズなのだが、なんだか「カメラが壊れてもネーチャンを撮るぞ」という気合が入った人たちが多くて、雨の中でも“おしくらまんじゅう”状態である。いやはや参りました。そこまでして撮りたいとは…。

そんな人たちの気合が天に届いたのか、小雨になってきて傘すらいらない状況に変わり、いっきに激混み状態である。今回は“数が勝負”と決めていた訳ではないので、“ピンポイント攻撃”に徹した。

さて「雨の中の撮影」だが、E-1が雨に強いといっても前玉が濡れてしまっては何にもならない。花形フードの宿命で縦位置で構えると前玉が濡れる確率が高くなるため、トリミングをすることを前提に横位置で全て撮影した。

トリミングを前提に横位置撮影といっても結局は横位置構図のクセが抜けるわけではなく、なんだか中途半端な構図になってしまった。

ということで全て正方形構図にトリミングしてみましたが、意外にも構図的なムダが少なくて「正方形構図」も結構イケルかもしれません。

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」1

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」2

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」3

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」4

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」5

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」6

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」7

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」8

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」9

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」10

E-1なら雨でもへっちゃら「決勝日ピットウォーク」11