撮影場所： 富士スピードウェイ 撮影機材： NIKON D70s,COOLPIX8800,μ-30
台風が接近した週末に富士SWで開催される「2005スーパーGT第6戦」、天候がどうなるのか心配したが、ギリギリなんとかなりそうな雰囲気ではあるが…
撮影機材をどうしようか、今回も随分と悩んだ。それもこれも台風の影響がどのくらいあるのか分からないためである。それと今回は泊まりの遠征であるので、撮影機材を極力減らしたい。
ポッカ1000kmの時のように「E-1＆μ-30」で行こうかと思ったが、「リニューアルした富士SWは車撮影に向かない」というのが巷の常識になりつつあるので、「E-1 + ZD50-200mm + 一脚」の必要性は無い。ピットウォークだけのために「E-1 + ZD14-54mm + 外部ストロボ」というのも結構な荷物であり、もしかしたら「ZD14-54mm」では距離が足りないかもしれない。それと例のスーパーFP発光のタイムラグの問題がある。
となれば「D70s」の出番となるわけだが、「ちょっとだけ車も撮りたい」という場合に潰しが利かない。ならば「車撮り」のために「COOLPIX8800」はどうだろうか。COOLPIX8800がサーキットでも役に立つのか試す丁度良い機会かもしれない。
「D70s」と「COOLPIX8800」で決まり！といきたいところだが、天候が崩れた場合を想定して「μ-30」をバックアップとして持っていくことにする。
朝からずっと雲行きが怪しい空模様であったが、なんとかピットウォークの時間まで持ち堪えた。
と誰もが思っていた矢先、ピットウォーク開始直前に突然の雨、それもかなりの量である。
慌ててD70sを片付け、μ-30で撮ることにした。
これなら独占状態だろうと期待したのだが、やはりツワモノぞろいの関東地区、濡れないように必死にカメラを守りながらオネーチャンを撮り続ける人々。なんか、すご過ぎ。私はμ-30で気軽にパシャ。
が、なんだか今日は巡り合わせが悪いのか、開始後10分も過ぎた頃には雨が上がり、μ-30の優位性が無くなってしまった。
といって、D70sに持ち替えた後に再び雨が降られたら大変である。このままμ-30で最後まで撮ることにしたが再び雨が降ることは無かった。
予選日なのに総勢100名を超えるオネーチャンたちを揃えるとは、さすが関東地区！。
【全てμ-30で撮影】
富士SWはコースの殆どが二重のフェンスで囲まれているため、撮影ポイントが非常に限られるようです。
とりあえずヘアピンで正面から向かってくるアングルで撮影してみたが、350mm相当の画角では全く迫力が無い。
さっさと諦め、ヘアピン進入時を流し撮りしてみた。
COOLPIX8800では全然ダメかと思ったが、EVFが意外と動き物に強いようでGTカーを追うことができた。
しかし、所詮は“遊び機”ですので、1/60秒が限界、素直に1/125秒で手堅く撮った方が「記念写真」として役割を果たしそう。
ピットウォークまでの待ち時間を利用して、メインストレートを滑走するGTカーを撮影するが、ここではあまりにも高速で目の前を通り過ぎるGTカーを追うためにD70sを使用。
そして、ピットウォーク後の「スーパーラップ」はスタンド2階席から撮影。飛沫を上げて疾走するGTカーは撮っていても楽しい。
スーパーラップの最終アタックでCOOLPIX8800のバッテリーが切れて、相変わらずの電池の持ちの悪さに愕然とした。(合計撮影枚数は約280枚)
公式予選(ヘアピン進入) 8800で撮影
公式予選(メインストレート) D70sで撮影
スーパーラップ 8800で撮影
