2005年5月21日

シンクロ同調1/500秒って

先日の鈴鹿でのピットウォーク、妙にストロボチャージに時間が掛かり悔しい思いをした。もっとシャカシャカ撮れていたら、いっしょに行った同僚たちのようにもっとテンションが上がっていただろうに…。

E-1にFL-50を装着して撮影、E-300は内蔵ストロボで撮影したわけだが、E-300にFL-36を装着しなかったのは、単に外部ストロボ2台体制にすると“重すぎる”だけのこと。内蔵ストロボのクセをまだ掴んでいなかったので「Pモード」で撮影、全速フルシンクロしてくれるE-1+FL-50だがこちらも今回は「Pモード」で撮影、そこには両機の違いを検証したかったためという理由あり。

シンクロ同調1/500秒って

結果的にはE-300の場合はシンクロ同調1/160秒に固定されて絞りが変動、片やE-1の場合は1/500前後および絞りがF5前後になるようです。(あくまでも今回の撮影条件の場合)

で、E-300の場合はなんとストロボ発光しているのに“連写”ができてしまうのです。引きでパシャパシャ、アップでパシャパシャ、ここでバッファ4枚打ち止め。うーん残念。そして、E-1の場合は、引きでパシャ………おーいまだかいなぁ………しゃあないアップで………パシャという感じでひたすら待たされます。せっかくのRAWモード12枚可能が意味なし。

なんでこんなにストロボチャージに時間が掛かるのか?きっと充電式電池がへばっているんだろうなんて楽観視したが、いやいやこれは全て「スーパーFP」という素晴らしい機能の仕様ということのようです。「スーパーFP」というのは、シャッター速度よりも長く発光させるというやつ。つまり通常よりも大量に発光させる関係でストロボチャージに時間が掛かるというわけ。それじゃ「スーパーFP」をやめたらいいじゃん。

ということで実験してみました。通常の「AUTO」で発光させてみると、E-1+FL-50でもパシャパシャと連写に近いリズムでシャッター切れます。じゃそれでいいじゃんと思いたいのですが、「AUTO」だと調光がイマイチのためブッツケ本チャン撮影には使えない。

E-300の内蔵ストロボでもピットウォークはなんとかなりますが、1/160秒では、かなり絞り込まれる為に背景が全然ボケてくれません。そして絞り込まれる為にストロボ光が届かない可能性も高い。何よりもバッファが4枚で打ち止めでは辛すぎです。

そう思うと、NIKONのD70(D70s,D50)のシンクロ同調1/500秒って、かなり魅力があります。なんだかピットウォーク専用にD50が欲しくなってきた。これはカテゴリーPか?もちろんピットウォークの“P”であり、ポートレートの“P”ではありません。(笑)