2004年12月28日

デジタルカメラ第3世代

最近はメイン機のE-1ではなくサブ機であるはずのE-300ばかり使っている。というのもE-300というものがどういうものなのか体感して感覚として分かりたいからである。

E-300
12月に入りガクッと撮影機会が減ってしまったが、先週のイルミネーション2連投で実感したことがある。それはE-300という製品とは何なのかという極めて重要であるが実はどうでも良いことなのだが。

先日、同僚から「E-300、どうですか」と聞かれて「良いよ。全然問題ない」と答えた私。

同僚は「E-300を買う前は随分とワクワクしていたみたいですが、なんだかテンション低いですね〜」と鋭い突っ込みをしてくれる。

そうなんです。購入して実際に使ってみると何だかそれが当たり前のような気がして“燃えるような感覚”で全然沸いてきません。今まで何台もデジカメ買ってきてこんな感覚は初めてです。

まず言えることは「全然問題ない。良いカメラだ。」これは何台もデジカメを買ってきた私の感覚での素直な評価です。間違いなく人に薦められる製品です。

しかし、E-300という製品はE-1とは違うカテゴリにあるカメラであると感じる。決してE-1を安くした製品ではないのである。

CANONの10D(20D)とKISSデジとの関係に比べるとOLYMPUSのE-1とE-300の関係はちょっと違うように感じる。E-1とE-300を両方使っているからこそ分かる「感覚」である。

E-300の開発コンセプトが「ターゲットはコンパクトデジカメユーザ」をものの見事に形にした製品であるというのが使ってみると分かる。

E-300が登場したことでデジタルカメラ第3世代が完了したと言っても良いと思う。第1世代が「C-1400XL」、第2世代が「E-20」、そして第3世代が「E-300」。

続く。