そろそろ本格的なポートレートに挑戦してみたいと思っていたタイミングで、同僚からお誘いがあったこともあり、馬場先生が主催されている「ババロア撮影会」に参加させていただきました。
10時から16時30分までの長丁場でしたが、撮影タイムは自分のペースで集中して思う存分撮れたことと、先生の楽しいお話、そしてアットホームな雰囲気の撮影会だったこともあり、あっという間に時間が過ぎました。参加者の半数以上が常連さんや撮影会に慣れている人達ということもあり、非常にマナーが良い撮影会でした。自然とマナーが良い人が集まるというのも馬場先生の人柄でしょうか。
モデルさんは、“太田千恵”さんと“藤川かりな”さんです。
千恵さんは、写真撮影本に掲載されている写真で受ける印象とは随分違い、元気ハツラツでとってもキュート、そして場を和ましてくれます。彼女を撮っていると楽しくなってきます。
撮影機材: OLYMPUS E-1
かりなさんは、清楚でおとなしいお嬢さん、でもボディはスゴイですという感じ。撮影会のモデルデビューをして間もないそうで、午前の部ではちょっと緊張されていたみたい。カメラマン一人一人に目線を丁寧にくれるので、じっくり落ち着いて撮らせてもらえました。
撮影機材: OLYMPUS E-1
さて前振りが長くなりましたが、今回の課題は……………。単純な課題設定はできませんでした。ポートレートとは何たるかを少しでも習得できればと思いましたが、「先生の指導」は特に無く、ひたすら各自思い思いに納得いくまでシャッターを切るという雰囲気の中、私も自分なりのイメージに取り組むのに必死というのが正直なところ。写真撮影本で予習とイメージトレーニングして、それを実践する場が「撮影会」というものなのかと今更ながら分かった次第。
デジカメネタとしては「C-8080のRAWを試す」と「E-1のAFピント精度との戦い」です。前者は“スーパー亀さん”状態になるが一枚ずつ丁寧に撮るのならば十分合格点を与えられます。後者の方は「検証ネタ」の通り、AFに頼ると完璧にピントを外します。AFでだいたい合わせてMFで微調整となりますが、ウエストアップからバストアップならばそれも可能でしたが、全身となると合わせきれません。あいにくの雨天で屋内と室内での撮影となったため、絞り開放での撮影を強いられ、撮影終了時には“眼精疲労”で頭痛が酷い酷い…。
撮影機材: C8080WZ
もうひとつ試したことは「ポートメイトAでほんわか雰囲気を出すこと」です。ライティングされた室内で試したところ、かなり良い感じに仕上がっているのではと私は思う。