今年の「ファン感謝デー」は3月13日と14日の2日間開催されますが、両日の内容は全く別物です。13日の内容は「GT合同テスト」と「Fポンテスト走行」の2つだけ。14日の方はイベントテンコ盛りのいかにも「感謝デー」という感じ。どちらに行くか悩みましたが、GTカーの撮影の練習をするために1日目に行くことにしました。(昨年は2日目に行き「GTデモ走行」にスカされてガッカリ、キャンギャルステージもイマイチでした)
今回の課題は「ドライバーを流し撮る」「コーナリング中のGTカーを流し撮る」の2点。それから今日の「GT合同テスト」が実質的な「ニューＺお披露目会」ですので、クラスアップでスタイルが良くなったニューＺを激写すること。
まずは“いつもの”逆バンクでいつも通りに流し撮りするが、勘がなかなか戻らず失敗写真の連続。成功率は10%程度。約4ヶ月のブランクで腕が落ちるとは情けない。
今回はRAWで大量に撮ることにしていたので、ノートPCを持参。午前の部が終了後、午後の部に備え昼食しながらPCへ転送。
午後の「Fポン」と「GT」の撮影のために「ヘアピン」へ向かうが、今回は脚立まで持参したので荷物が多くて移動するのも一苦労です。
今日の撮影には同僚A君が同行しています。彼に撮影のレクチャーをしながら午後の部に突入。午後の部は延べ3時間30分の長丁場ですので、撮影途中でメモリカードを使い切ってしまいます。隙を見てノートPCへ転送するが、終盤の1時間はそんな悠長な事などしておれず、ノートPCに転送する傍ら撮影を続ける。カメラとPCの二刀流をやることになるとは思ってもいなかったが、この方法を使えばメモリカード不足を回避できるため思う存分撮影することができます。
撮影機材: OLYMPUS E-1
今日の課題1「ドライバーを流し撮り」
今日の課題2「コーナリングを流し撮り」
ヘアピンたちあがりを流し撮り
逆バンクたちあがりを流し撮り
ニューＺをいろんな角度で
コーナリング中のGTカーの流し撮りは非常に難しいけど、普通の流し撮りとは違うものが撮れるのでこれもまた楽しいです。上手く撮れた写真を見るとGTカーの特性がなんとなく分かる。ニューZのコーナリング特性はかなり良いように写っています。
今シーズンは「ニューZ旋風」が吹き荒れる一年になるでしょう。新型ゆえに耐久性が問題になってくるかも。絶対的なパワー不足のNSXは、ついにツインターボを導入。しかし、まだまだセッティングには時間が掛かることでしょう。それにしても2年前とはまったく逆になったのも可笑しな話です。当時はスープラとGT-Rがターボ、NSXはNA、「GT-Rに比べてNSXは静かだな～」と思ったものだが、今シーズンは「NSXはうるさい」ですから。
GT500クラスのジレンマがGT300クラスへ波及していて今シーズンのGT300クラスはますます面白くなりそうです。昨年投入した「セリカ」の中身は2年前のスープラ、昨年のGT500クラスのNSXをデチューンしてGT300クラスへ投入。ＺはGT500とGT300へダブルエントリ。今まではメーカー間のバトルはGT500クラスだけでしたが、今シーズンはGT300クラスでも展開されそうです。プライベートチーム＋3大メーカーの壮絶なバトルが見られるかもしれないGT300クラスに大注目。