FujifilmのハニカムCCDには大きく分けて2種類存在するわけですが、その詳細については約1年前に発表された記事を参考。
度な微細化技術で一層の高精細・広ダイナミックレンジを実現 「第四世代スーパーCCDハニカム」開発
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj1023.html
当然のごとく「SR」の方に興味が沸くわけで、それを使った製品の登場に期待していたわけですが、遅れに遅れて発売された製品はなんとコンパクトタイプの「Fine Pix F700」であったわけです。なぜかS5000にもS7000には「SR」が採用されませんでした。噂によると「SR」の発表をしたが製品化に難航していてとても実機に搭載できなかったらしいとのこと。結果的に「HR」を搭載したS5000やS7000は単なる「一眼もどきカメラ」でしかなく、特別何か良いものがあるというわけではない。
私はFZ1からS5000に買い換えましたが、S5000の発色の良さと「ミニ一眼」スタイルは気に入っています。しかし、「SR」ではなく「HR」が搭載されている事からイマイチ「デジカメの可能性を探求する」という気分にはなれません。S5000に「SR」を搭載したモデルが発売されたら即行で買い替えを決断するのに…。
と悩んでいるとS7000に「SR」を搭載したモデルが発売されることになったそうだ。
米Fujifilm、光学6倍ズームの310万画素機「FinePix S20 Pro」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0206/fuji2.htm
なぜS5000ではなくS7000なのかは、搭載する「SR」が「1/1.7型CCD」だからなのでしょう。新型S7000はハード的な変更箇所を極力押さえたマイナーチェンジ的な製品になるのかもしれません。
また楽しみな1台が現れたことで「理想のスナップ専科カメラ」の候補が増えました。
D70、A1、F828、8700、そして新型S7000
なにやらA1の上位機種になる「A2」の噂も飛び交っていますね。
「理想のスナップ専科カメラ」の最有力候補であるD70ですが、次の記事を読んで少しポイントダウンしてしまいました。
写真で見るD70 〜D100、Kiss Digitalと実機を比較
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0206/d70.htm
はっきり言って「デカイ」。
私が必要とする画角を一本でカバーしてくれるレンズが存在しない「Kiss Digital」は候補に入っていませんでした。28mmスタートの高倍率ズームでは広角側が全然足りません。せめて24mmスタートならば候補にギリギリ入るのにと思っていたら、探せばあるものですね。
「Tokina AT-X 242 AF」
http://www.tokina.co.jp/atx/4961607633724.html
これを使えば約38〜320mm相当の画角になりますので、広角側が「足りない」になり「全然足りない」よりはワンランクアップです。