CANONの「1D」の後継機種が正式に発表されました。NIKONの「D2H」の対抗馬になる機種ですので、どのようなものが登場するのかちょっとばかし興味がありました。
キヤノンは、有効画素数約820万画素の自社製CMOSセンサーを搭載し、
最高約8.5コマ/秒(連続約40枚※1)のクラス世界最高速連写※2
を実現したプロ用最高級デジタル一眼レフカメラ
“キヤノン EOS-1D Mark II”
を4月下旬より発売します。
さすがCANONといえる製品戦略ですな。「D70」を発表して「どうだCANON、うちはすごいだろ」と浮かれているNIKON陣営を「ふーん、うちはこんなんだすもんね」と驚愕の1D後継機の発表。今ごろ、NIKON陣営はオロオロしていることでしょう。
ところで1D後継機の名称ですが、はっきりいって“大笑い”ですな。時代錯誤も甚だしい。“マークツー”なんて20年前にTOYOTAの「MARK II」が流行った時に(なぜか大人気でした)、なんでもかんでもいろんなものに“Mark II”を付けられたものです。“ガンダムMark II”なんていうのもありました。TOYOTAの「MARK II」には“次世代の”という意味が含まれていますが、さてさて「EOS-1D Mark II」にはどんな意味があるのでしょうか。「EOS-1D Mark II」の後継機種が「EOS-1D Mark III」になれば「なんだそんだけのことか」と思うだけですがね。
ここは一発、NIKONには「Type-R」とか「V-Spec」を付けた「D2H」の限定モデルを出してもらいたいものです。秒間12コマ連写なら名に恥じない製品になることでしょう。
キヤノン、820万画素で秒間8.5コマ連写の「EOS-1D Mark II」
〜光学手ブレ補正レンズ2本も発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0129/canon.htm
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1dmk2/index.html
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2004-01/pr_1dmk2.html