KISSデジタルについては、どのカメラ雑誌もベタ誉めです。どこも一様に誉め過ぎていると本当に良いのか?と疑いたくなります。モノとしての「作り」だけで10Dとこれほどの価格差があるのかそれも疑問。何か裏がありませんか?なんか以前にも同じことを書いたような気がするが、やっぱり気になるカメラです。
ボディだけなら11万円弱、なぜここまで安くできたのか大いに疑問が残るわけですが、製造コストというものは、ある面「数の勝負」であります。10Dが売れたことで部品そのものを安く調達できるようになったのかもしれません。機能的に共通の部分が多ければ、研究開発費もそれほど掛かっていないハズ。安く大量に市場に出し、そして大量に売れたら利益が出るという前提でやっているのかもしれません。万が一売れなかったら大赤字かもしれませんが、そこは営業力が強いCANONですから失敗することはないのでしょう。
KISSデジタルの次にやって欲しい事。それは「まともなコンパクトカメラを作って欲しい」です。
Gシリーズの次期機種にはぜひともKISSデジタルで使っているCMOSを採用してもらいたい。そうすれば「コンパクトカメラだってここまで綺麗に撮れる」となるでしょう。そうなってこそようやく銀塩カメラからデジカメにバトンタッチしたと言えるのでは?
もしG7(?)でAPS-CサイズのCMOS(またはCCD)が採用されたら私はそれを買います。もちろん実売10万円未満という条件付きです。いくら高性能だからといってもコンパクトカメラに10万円以上は出せません。
あくまでも私が理想とするものですが、Tvs-DにE-1のCCDを組み込んで欲しいです。そして価格は実売で10万円未満。これならば「モノ」としての存在感と「写り」のバランスが非常によく、そして文句無く使えるカメラと言われるようになるでしょう。