花を被写体として撮影する場合は、6月20日頃から6月下旬までの10日間を“空白の10日”とよべるほど目玉となる花がありません。こういう時期には年中何かしらの花が咲いている植物園へ行って撮影の練習あるのみです。
ということで安城市のデンパークへ行ってきました。
撮影機材: LUMIX DMC-FZ1
今回はE-20でのクローズアップ撮影の傍ら、FZ1で花を撮ってみましたが、上位機種を持っているのなら“あえてFZ1で撮る”ような必要性はまったくないことを改めて実感した。スイレン、紫陽花、花菖蒲、そして今回のハイビスカス、FZ1で花を上手く撮ることは非常難しい。カメラマンの腕でなんとかなるようなものではありません。見た目は鮮やかな割りに実はあっさりしている絵作り。そこには単純な画素数不足が理由とは思えない違和感があります。“デジカメで作った絵”という表現が正しいのかもしれません。このなんとも言えない違和感の原因の一つには中間域の階調不足が原因かと思います。Tvs-Dが中間域重視だったことを思えば、どちらが良いのか一概には言えませんが。
420mm(テレコンを付ければ700mmオーバー)の超望遠の世界、シャカシャカ撮ることができる機動力、軽くて小さい携帯性、FZ1の長所を活かせる被写体を選ぶことが重要かと思います。
花をメインに撮るのではなく、FZ1の望遠と機動力を活かして蜂や蝶を撮ってみるのも面白い。
撮影機材: OLYMPUS E-20
今日の主たる目的であった「クローズアップ撮影」ですが、暑さのためか撮影意欲が途中で落ちたので少ししか撮れませんでした。これからイヤな季節に突入するので撮影のモチベーションが下がりそうです。