2003年4月28日

青木川の鯉のぼり2003

友人から「GW期間中の“青木川の鯉のぼり”がスゴイらしいので写真撮ってきてね」と頼まれていたので晴天の日を狙って出かけてきました。

車を川沿いに走らせ暫くすると「あっあれか‥」とちょっと複雑な感想を持ってしまう景色が現れた。たしかに「鯉のぼり」の数は凄い。しかし‥

そのまま3キロほど上流へ向かうと常磐東小学校に到着。そこにも鯉のぼりが沢山‥

良いアングルはないものかと探しまわりあっちをウロウロこっちをウロウロ。普通の人の滞在時間は5~10分程度かもしれませんが、私は30分以上も鯉のぼりを眺めていたので知らない人から見れば怪しい人物に思えたかもしれません。

次に滝山寺へ移動して撮影再開。ここは最初に「あっあれか‥」と感じた場所です。お寺の駐車場に車を停め、川沿いを歩くにつれ「むっむっむ~」と唸ってしまう私であった。まるで「“鯉のぼり”が干してある」景色です。川の両岸にロープを張り“鯉のぼり”が10本、それが何十本と続く。これを普通に撮ってしまうと完璧に「鯉のぼりの干し物」写真になってしまう。時々吹く風を待ちながら撮りつづけますが、どうもイマイチです。「数打ちゃ当たる」と全部で150 枚ほど撮り終了。

さすがに数の多さに驚きましたが、まるで「ギネスに挑戦!」の如く「数で勝負!」とされても感動しません。主催者の方々には申し訳ないのですが、それが正直な感想です。舞台が「青木川」という川幅が狭い場所では「ダイナミック」なものを求める方が無理というものでしょうか。前フリが「川を泳ぐ 300匹の鯉のぼり」だと壮大なスケールをイメージするので必然的に「ダイナミック」なものを期待してしまいます。

私は「鯉のぼり」から“雄大さ”をイメージするので以上のような感想を述べました。

友人も近いうちに「青木川の鯉のぼり」を撮りに行くと言っていたので、その感想が楽しみです。

最後に一つアドバイスを‥

「鯉のぼり」を道路から見るのではなく、川岸まで降りていって、見上げるように「鯉のぼり」を眺めてみると違った印象を受けます。私は「やっぱりこの角度だよな」と自己満足しちゃいました。それから数的には「滝山寺前」が勝っていますが、景色として観賞したり写真撮影が目的ならば「常磐東小学校前」がお勧めです。360度全方位から「鯉のぼり」を眺めて、自分なりのアングルを見つける楽しみもあるかと思います。

撮影機材: OLYMPUS E-20

大きい写真は削除しました。