同僚からμ-10で撮影したファイルを頂きましたので、Tvsで撮影したものと並べてみました。
μ-10の場合はWBをオートで撮っても外すことは少ないようです。Tvsの場合は被写体次第でしょうが意外に外してしまうので、やはり基本は「マニュアル設定」でしょうか。
μ-10 | Tvs | |
青空(1) | click! |
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青空(2) | click! |
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赤い花 | click! |
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白い花 | click! |
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黄色花 | click! |
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ヘッドライト | click! |
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テールランプ | click! |
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夜 | click! |
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室内のペット | click! |
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奇しくもこの2機種の発売の発表があった当初、私は「メーカーが“カメラ”として売り出す製品である」と日記が書いた製品の対決である。私が思うに 2003年度の新製品の中で“カメラ”と呼べるものは非常に少なく、いわゆる「これはデジカメですよ~」と主張する製品ばかりである。そろそろ「これはカメラなんですよ」と呼ばれる製品が登場する時期にあるはずなのだが、相変わらず「これはデジカメです」である。
「デジカメもカメラの一種じゃん」
たしかにその通りであるが、買う人の心理とか使い方とかそれに求めるものという面で考えると、まだまだ「これはデジカメなんだ」とユーザ側が意識しているのでは、と私は思う。「カメラを買う。たまたまそれはフイルムの代わりにメモリカードを使う製品である。」というような考え方ができるかどうかである。
μ-10は間違いなく“カメラ”の位置付けにある。一般ユーザが「デジカメ」を意識せずに普段の生活の中で普通に使える製品。フルオートでそこそこ綺麗に撮れてしまう。つまりは「押すだけでOK」であり、特に丁寧に扱う必要も無い(生活防水ならば水だけではなく、多少の埃にも強いのか?)。メモリカードを写真屋へ持ち込めば、プリントしてくれる。ネガの代わりにCD-Rを受け取る。今までのカメラと何ら変わらない。
PCをあまり使わない普通の一般ユーザで「そろそろ新しいカメラが欲しいけど、今度はデジカメでもいいかな」という人がいたら、私はμ-10を勧める。「PCを持っていないのにCD-Rで保存しても意味無いじゃん」と思う人はまだまだ私が言っている真意を理解していない。CD-Rにはインデックスプリントが付いてくるのである。つまり、焼き増しをしたいときは「これをプリントして」とCD-Rを写真屋へ持ち込み、インデックスプリントの中から該当するものを指定すればいいのである。
もしかしたら、メモリカードをざくざく買えるような金持ちならば、メモリカード一杯に撮って写真屋へ持ち込んだ後、メモリカードを再使用せずにそのまま永久保存してしまうような人もいるかもしれない。
プリントされた「写真」をアルバムに貼り、アルバムのポケット(通常はネガを入れるところ)にメモリカードを入れておく。メモリカードに画像ファイルが残っているのならば、デジカメにそれを差し、テレビに映して観ることも可能だ。最近のプリンタはデジカメダイレクトプリントができる製品もあるので、メモリカードを永久保存するような金持ちならばデジカメといっしょにプリンタも買うといいも。