明日届く予定の“気になる製品”。もう少しで手に入るぞ~。と高ぶる気持ちを抑えながら仕事をしていると、同僚A氏が「はい、荷物が届いたよ」って“素っ気無い”箱を手渡してくれた。
「へっ、なんで~」
そうなんですよ。“気になる製品”が今日届いたのです。まるで不意打ちを食らったような気分。何事も心の準備というものが必要でしょ。しばし唖然。うーん、仕事が手につきません。
充電しながらでも撮影ができそうだったので、さっそく昼の休憩時間で試し撮り。噂どおり「液晶」が激ダメじゃん。まっいいや。カメラは画質で勝負ってか。
午後からずっと充電しっぱなしであるが、ぜんぜん終わりません。心配になってマニュアルを見るとなんと「6時間」も掛かるそうだ。今時そんなに掛かるのがあるんかいな。は~溜息。帰り時間になるまでに完了してくれればいいや。
帰宅後、いろいろと撮ってみた。
それでは“気になる製品”の正体を明かしましょう。
それは‥‥‥‥‥
なななんと‥
『 CONTAX Tvs DIGITAL 』
「そんなん買ったかいな」と大多数の人は思うでしょうね。でも、今まで書いた日記を読めばなんとなく「CONTAX Tvs DIGITAL だろうな」という想像はついたかもしれませんね。「とにかく写れば良い」というようなデジカメが欲しかったわけではなく、E-20のサブ機として使える「カメラ」が欲しかったのでこれにしました。いまさら「メモ撮り専用」なんていう製品はいりません。メモ撮りデジカメは飽きるし、正直のところ使い道がない。旅行や出張先で「写真」を撮りたいと思った時に、まともな写真が撮れるカメラが欲しかったのです。これなら3年間は飽きずに使いつづけられそうです。
でも高いジャン。
その通りです。ぱっと見、高いデジカメだなぁと思います。私も最初はそう思い随分と悩みましたが、「カメラ」として買うことができる製品はどれかと冷静に考えた結果「これを買ってみるか」となったわけです。
京セラの500万素のデジカメが実売6万円弱ですので、「ブランド料(デザイン含む)、レンズ(T*)、チタンボディ(細かい作りこみを含む)、カメラケース、リモコン」でプラス2万5千円ならば実売価格8万5千円も妥当なせんだと思います。
物欲と所有欲を十分満たしてくれる製品なのですが‥
物としての作りは良いんだけどね~、なんかね~、うーん、これが“CONTAX”というものの拘りなのかな~。やっぱり「デジカメ」と思ってはいけない代物ですなこれは。
液晶で被写体を見ながらパシャパシャパシャパシャ~なんてできません。「一枚一枚じっくり撮れよ」っていう雰囲気がしますコイツには。でもそれだから「液晶が激ダメでも良いんだ」「連写なんかできなくても良いんだ」とは言えないと思うのだが。
とりあえず試し撮り。
どうでしょうか。「どう?」って言われても困るでしょうが私は満足しています。
某巨大掲示板での評価はボロボロでしたが「そんなことはないなぁ」というのが素直な感想です。
「PCの画面で等倍表示させて評価する」というのは本当に意味があるのだろうかと思います。プリントアウトするのなら等倍のファイルを使い、PCの画面で見るだけなら縮小させたファイルで十分だと思う。
そもそもjpg形式じゃ持っている真の力など分かるわけない。RAWモードが欲しい~。ただそれだけが願い。