2003年2月24日

どうしても気になる製品

久しぶりの「新しいデジカメを買うぞ」シリーズです。

年明けから2003年度モデルが次々と発表され、結構魅力的な製品もいくつかあります。一見似たようなものに見えますが、各メーカーの2003年度第1弾に関しては“個性”を売りにしているように思える。

DiMAGE F300
 「自動追尾機能」が魅力的。走り回る愛犬を撮るのにいいかも。
オプティオS、EXILIM ZOOM
 小さいことは良いことだ。
μ-10、μ-20
 これからの消費者をターゲットにするのなら「生活防水」は必須かも。
CONTAX Tvs DIGITAL
 とにかくブランド力につきる。レンズは非常にいいかも。
Caplio G3
 スナップには「速写」が一番重要。
COOLPIX SQ
 一般受けしそう。 
FinePix F700
 新型CCD「スーパーCCDハニカムIV SR」の実力はいかに。
FinePix F410
 F401の後継機種。またまた売れそう。
 1月末頃から起きたF401の暴落はコイツのせい。新製品を発表する前にメーカー在庫をばら撒いたのでは?
オプティオ550
 コンパクトタイプで「光学5倍ズームレンズ」は魅力的。こいつが“ヨンキュッパッ”で買えるのならヒットするかも。
Xacti DSC-J1
 「VGAサイズの動画」って楽しそう。

4月~6月の期間中にCANONから一眼レフ(レンズ交換式)の新製品も発売されるようで、今年も魅力的な製品が続々と登場しそうです。NIKONもD100の後継機種を当然の如く開発していると思われますし、他のカメラメーカーもタイミングを見計らって製品発表してくるハズ。

レンズ交換式一眼レフタイプについてはきっと“いつか”買うことになるでしょう。その“いつか”がいつなのか私にも分かりません。何事もタイミングですから‥

この「新しいデジカメを買うぞ」シリーズは“コンパクトタイプ”を購入するまでの経緯を書いているので、“レンズ交換式一眼レフタイプ”については別のシリーズとして“いつか”書くかもしれません。

EXILIMとC-1400XLを売却後、その両者の替わりになる“コンパクトタイプ”のデジカメを何にしようか悩み早や2ヶ月が過ぎようとしている。この悩んでいる期間が一番楽しかったりしますが、先週末にようやく決めました。

最有力候補を買うことに決まり掛けていましたが、どうしても気になる製品があり、それを諦める理由を欲しかった。「これが良い」という理由は各製品ともいろいろあります。良い理由を積み上げていって、ポイントが一番上になる製品を買うのなら“決める”のも簡単です。しかし、今どうしてもデジカメが欲しいという場合ならその方法が有効かもしれませんが、E-20とC-2を所有している私の場合は“どうしても”というわけではなく、もしかしたらわざわざ新しい製品を買う必要も無いんじゃないかと思うこともしばしばあります。実際、今でも思っています。だから買わない理由が欲しかったわけで、それは物欲を抑える理由でもあります。そこで諦める理由を作るために馴染みの業者へ“どうしても気になる製品”の見積もりを頼んだところ、、、逆に「買う」理由ができてしまった。「これがこの価格で買えるの?」と驚きの価格である。激安ネット通販ならその価格も有り得るかもしれないが、ぜんぜん激安じゃない業者さんからこの価格が出てくるとは、、、「これはもう買うしかない」となってしまった。

というわけで「どうしても気になる製品」を注文しました。この製品が何なのかは届いてからのお楽しみですが、決して「良い理由の積み上げ」で買うような製品ではありません。いろんな項目に点数をつけるとした場合に、全ての項目の重み付けを同じように設定したとしたら、この製品は下位にランキングされるかもしれません。しかし、いくつかの項目を重要視するような設定にした場合、この製品は上位に食い込んできます。あくまでも“たぶん”です。まだどこにも試用レポートがアップされていないので、なんともいえませんが、それは実際に手に入れた時に“当たりorハズレ”が分かるでしょう。