前回の「CONTAX」に続き「ライカ」の話題を一つ。
共同開発した製品を各社のブランドで販売することはよくあることですが、ここで「ブランド」に価値があるかどうかで大幅に販売価格が違うという例がありました。(ネタとしては古いかも)
Panasonicから「ライカのレンズを使った製品」として販売しているもの、ライカから「ライカの製品」として販売しているもの、両者の機能はほぼ同じ(もちろん見た目も)。しかし、「ライカの製品」の方はライカらしい製品になるように微妙にチューニングされている。逆もしかり。
この両者の実売価格は
Panasonic製 7万円
ライカ製 10万円(発売当初は12万円)
である。
この差が「ライカ」というブランドの値段であります。
ユーザサイトを見る限り、やはり「ライカを所有することに意義がある」のようです。
この辺は20代30代のOLさんがブランド品に拘ることと同じなのかもしれません。
「“ライカ”は“ベンツ”と同じだ」と表現する人もいます。
「ライカのレンズ」といっても実際は日本のどこかの中小企業(大手?)が作ってたりするので、ブランドというものの強さは分からないものです。
CANONも「CANONのレンズ」は自社製作品じゃないようです。それを他社へOEM供給したとしても「CANONのレンズを使った製品」となっちゃうわけですから、何を持って「○○製」なのか全く持って不明。